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ライジング若冲「天才かく覚醒せり」

あらすじ
時は宝暦年間。岩次郎(中川大志)が丁稚奉公する京の玩具屋に、僧侶・大典(永山瑛太)がやってきた。そこで謎めいた絵に大典は興味を引かれる。描いたのは錦市場の青物問屋の主・桝屋源左衛門(中村七之助)。女性や芸事に一切興味がないが、いい年で始めた絵にすっかりはまってしまった男だという。その源左衛門はある時、路上で茶をたてる謎の仙人・売茶翁(石橋蓮司)と偶然出会い「若冲」という名を譲ってもらう。そして売茶翁の紹介で、大典と運命的な出会いを果たす。大典は若冲にこう告げた。「あなたにはこの世の森羅万象を描いてもらいたい」。そして若冲は大典の取り計らいで、京の寺にある絵の模写修業に努めるのだが・・・傑作「動植綵絵」の影にあった男たちの絆とは?!

NHK公式より

若冲というと激しい気性でガテン系なのかと勝手な想像をしていたが、中村七之助演じるこの若冲は、はんなりとしなやかでちょっと庇護欲を掻き立てられるようなキャラクターだ。

何の前情報もなしに「天才覚醒せり」とあるから面白そうと見ていたのだが、瑛太演じる大典が登場するとなにやら流れが怪しげに…?
え?なに?そっちなの?
と思わず、食いぎみに💘

いやん、棚ぼた式のお得感で釘付けだ。
七之助ってこんなに色っぽいんだ😃
おやまやってるんだからお手のものか。

対する瑛太も僧侶にあるまじきセクシーさよ。剃りあげた剃髪がキリッと美しい🎵

若冲の絵に魅了された大典だが、いつしかその人となりに心を奪われて行く。

一方、大典の熱い眼差しと力強さに衝撃をうけた若冲はたぶん一目惚れしちゃったんだろなあ🎵目がとろんとしてたもん。

「生涯の友」と言っているが生涯の伴侶なのだ。
終盤のお舟のいちゃラブにムフ♥️


脇を固めるのは、後の円山応挙に中川大志。
若冲と張り合うガキっぽさが、これまた今までの応挙の印象を覆す。
若冲の名付け親にして生涯の師となる売茶翁の石橋蓮司が良い味を醸し出す。
大典の修業を見守る無聞禅師の永島敏行の包容力に敬礼!

最後に流れるテロップ

「この物語は史実に基づきつつもアートの精神にのっとり遊び心のある解釈を加えたドラマです」

に思わずGoodjob‼️👍

✨️✨️✨️✨️✨️✨️
俳優の演技もさることながら、圧巻の「動植綵絵」34枚のレプリカの完成度がスゴイ❗
展示会してほしい🎵




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