『メタモルフォーゼの縁側』
映画鑑賞備忘録
主演:芦田愛菜、宮本信子
雪さんに言われて、言葉を濁したうらら。でも本当はテスト用紙の端っこに理想のキャラクターをラクガキしている。自分の夢とか目標とかにいまいち向き合えなくて、そのくせ同級生が留学のために頑張る姿に羨望と自己嫌悪を感じている。
17歳。この世に生まれてハイハイしてやっと歩いて、遊びを覚えて、学校と言う集団の中に放り込まれて。やっと、自分の立ち位置がわかったくらいの時に、将来なんか決められる訳がない。
好きなこと、楽しいこと、くやしいこと、頭に来ること。日々、いろんな出来事に流されて気づけば、周りに取り残されてゆく焦燥感。
「描いてみれば良いじゃない?人生、何が起こるかわからないもんよ」雪さんの言葉に背中を押されて、うららの挑戦が始まる…‼️
✨✨✨✨✨
noterさんのブログでこの作品の漫画が読みたいと思っていたら、先に映画が公開され、これも行きたいと思っていたら、だんだん上映回数が減ってきて、一日一回しかなくなって慌てて、やっと劇場に行きました。それも、開始10分前で席も前から2列目しか残ってなくて、焦りました!
こんなに満席に近いのに一日一回なんて…。と悪態を付きつつ、始まったとたんに引き込まれました。
画面に映る漫画のキャラクターが本当にキレイ‼️
劇中で雪さんが画の美しさに思わず買ってしまう気持ちがわかる❗️
作画をされている『じゃのめ』さんの漫画読みたくなりました😃
うららと雪さんが、漫画の登場人物を自分の身内みたいに心配したり応援する気持ち、『うん、うん、わかる❗️』と涙が出るほど共感してしまった。
雪さんの立場に自分の今を、うららちゃんの悩みに自分の青春時代を両方重ねてうるうる💕
最後のテロップのバックに流れる曲が意外にもボサノバ風でそれを雪さんとうららちゃんが歌ってることに感動‼️
席を立つ時には、ホッコリ幸せな気分で劇場を出ました😃
素敵な時間をありがとう😆💕✨
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