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凪良ワールド

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還暦で初めてBL小説のおくの深さに感激💞目覚めたキッカケをくださった凪良ゆうさんをリスペクト✨彼女の作品の紹介と感想をアップしてます😃
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2021年7月の記事一覧

💐凪良ワールド🔊📖

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『すべての恋は病から💞』

大学2年の佐藤夏市は幼い頃から三つ子の弟の世話に明け暮れたのがキッカケでいつも人肌に触れていないと落ち着かない「人肌フェチ」
恋人が出来てもその執拗さに辟易されてフラれる始末。巨大クマ~❤️のぬいぐるみで悶々とする日々がもう半年以上も続きヤバい。

そんな夏市の隣に、学園いちのツンツン王子の椎名一貴が越してきた‼️
クールビューティーなモテモテ男はにがてだった夏市だが

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📖凪良ワールド💞😆

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『恋をすると言うこと』

大学生の月浦賢治くんは精悍な顔立ちと引き締まった筋肉質で女の子たちが、ほっておかない。
でも、いつも去っていくのは女の子のほうだ。
「なんか、愛されている気がしない」
「一緒にいてもテンション低い」
「ほんとは別れたいっておもってるんじゃない?」

告白されても、断る理由がないから付き合ってるけど、そもそも女の子の思考回路についてゆけない。
自分から好きになったことがない

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『積木の恋』

男相手の恋愛詐欺師の漣にとって加賀谷は、恰好のカモのはずだった。
有名な病院の息子で、恋愛には慣れていない。口下手で、くそ真面目で少しも楽しくもない。
漣が伏し目がちに借金があるといえば、何の疑いもなく援助を申し出た。

いつもなら、拍手喝采するはずの心ががなぜか息苦しい。

馬鹿がつくほどに漣にぞっこんで、真っ直ぐに見つめてくる視線を今までなら「騙されとけ、バーカ」と毒づいていた

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📖🌳凪良ワールド💐

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『天涯行き』

「ここにいていいぞ。好きにすれば良い。」何の詮索も押し付けもない、乾いた言葉。

逃げて逃げて、漸くたどり着いた田舎町で、高知英利は遠召結生の古い平屋に転がり込んだ。
なぜだろう?昨日あったばかりの流れものを家に置くなんて無防備すぎやしないか?

自分の身の上を棚にあげて案じてしまうほど、遠召は無頓着だった。

他人にも自分自身にも。
淡々とそこにある植物のような、それでいて妙に人

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『愛しのいばら姫』

トップモデルの美山靫彦(みやまゆきひこ)の唯一安らげる場所は紺と綾野のゲイカップルのマンションだ。

ロシアと日本の血をひく美山の美貌は豪奢ななかにもアンニュイなアジアンテイストを含みパリコレからのオファーも絶えない。彼の回りには常に色んな注目で気が抜けない。

そんな「美山靫彦」の作られた偶像は美山自身とはどこか遠い存在だ。
本当の自分を出せる場所は少ない。
他人との関わり

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『365+1』

田舎町の小さな美容室で綾野は病弱な母の代わりに顔見知りの常連客を相手にシザーを振るっていた。

四年前、綾野はヘアスタイリストとして、恋人の紺とともに東京での新しい生活を始めるはずだった。
が、母の発作入院を機にそれは、叶わぬ夢となった。

自分が決めたことではあったが、東京で、華やかな世界に身を置く紺から最先端のファッション情報を聞くうちに
自分の平凡に流れて行く毎日が情けなく

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『愛しのニコール』

「 負けんなよ、約束だぞ」
榮は大きな口を真横に伸ばすようににっと笑った。
月灯りの下で、ニコは榮に恋をした。
ニコの長い長い片思いのはじまりだつた。

中学でゲイであることがばれて、酷いいじめに耐えられなくて、ニコはプールで自殺しようとした。

でも、榮に「死ぬ根性があるなら、それ、笑いにかえてみれば?」と言われてニコールになった。

生まれながらの茶髪と細面のイケメンなの

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『あいのはなし』

父の葬儀の日は雨が降っていた。
その人は、不意に葬列から抜け出し、乱暴にネクタイを緩めた。
今にもパリンと割れてしまいそうな薄いガラスみたいな表情。

どうすれば、この人を守れるだろう?
どうすれば、父と三人で過ごした幸せな日々を続けられるだろう?

「俺の中に父ちゃんがいるよ、だから、安心して。俺が波瑠ちゃんを守る」
九才の俺は夢中でその人の手を引いて走り出した。
それが、そ

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📖凪良ワールド💞✨

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『薔薇色じゃない』

右にしますか?
左にしますか?
鬱々とした脳裏に浮かぶ分離点の標識。

人生は選択の積み重ねだ。
慎重に慎重に選んだはずなのに、そちらが正解かどうかは、ずっとあとにならないと解らない。

水野と阿久津は出会った瞬間にパズルが組み合わされるように、引合い、ゲイ仲間にひがまれるほど仲むつまじい恋人同士だった。

一緒に暮らし、フードスタイリストへの夢に突き進む水野とそれを支える阿

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