わたしには、魂の片割れのような存在がいます。
彼が言っていることは、なんでもわかる。
何をしていても信頼できる。
初めて会った時は、
緑色のオーラをまとっていて、
何か不思議なものを感じた。





彼は大阪で育って、わたしは埼玉で育った。
疑問に思ったこと
好きなもの、
興味があること、
生き方、その全てがとてもよく似ている。

一番思い出に残っているのは、
大学時代に授業をサボって風を見ていたこと。
とても穏やかで、豊かな時間だった。
その後も何度か飲みに行ったりもした。
一つ一つがとてもいい思い出で、
それだけで十分だった。
会うのは本当に時々でいい。
私たちは絶対的に愛ができる。
魂の片割れのような存在。
だからあえて、一緒にいることを選んでいないのかもしれない。
不思議と、切なくも苦しくもない。
ただ、彼と出会えたという事実だけが、わたしの勇気になっている。




私たちは、恋愛関係にはならなかった。
どうしても。
お互い、愛する恋人と、結婚するのだと思う。
でも、出会えてよかったと心から思っている。

恋人でも家族でもない。
魂の片割れ。

地球の人に、世界の人に、わかって欲しいと思ってしまうほどの純愛。
私たちは指一本触れない。
触れなくても十分だから。



でも、わたしはこの愛を歌い続けたいと思う。
彼はきっと、映画にとってくれるのだと思う。
いつかね。
それ以上にはならなくて、
それ以下にもならない。


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