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読書記録

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2022年5月の記事一覧

2022年5月26日 読書と映画感想

リベラリズムはなぜ失敗したのか? 狭義の(いわゆる左翼としての)リベラリズムではなく、「政府はへんな思想を押し付けたりせずに、国民の自由を保障さえすればいい」という、広義でのリベラリズムの本だった。 ……とても大雑把に圧縮するとこんな感じの内容。  第一章はまあ原理的にそうやなぁ…となりつつも、主語がデカいし未来予測もデカいから話半分だ。リベラリズム(広義)の中で「結局はモラルとか自制が必要やろ」って意見が提唱され支持される可能性はまだあると思う。リベラリズム(広義)には

2022年5月19日 映画の感想など

ぼくのエリ★事前の印象 北欧の吸血鬼モノだから、とにかく耽美なやつだと思ってた。猟奇的な描写や抽象的な描写もあるけど、とにかく妖艶さがあるからOK!みたいな。 この視聴会を開くきっかけが藤本タツキの『さよなら絵梨』だったことも、そういう恋愛要素への期待の一員。本気で白人ショタ吸血鬼映画だと思ってた。 ★実際の感想(一人では見ないような映画を知れてよかった!というのは前提で) あんまりこういう表現はしたくない(自分にとっては思考停止だから)けど、「こういう雰囲気の映画もあるん