池袋駅広告イベント

5/25〜5/31
池袋駅広告イベントについての思いを綴ります。
ファミリーはもちろん、枠に来てくれた方は読んでくれたら嬉しいです

イベントへの思い


4月は飼い猫の撫子ちゃんの腫瘍の事や(無事良性でした)旦那の鬱が悪化して心労が絶えない日々の中
自分自身のメンタルと体調も安定せず、イベも入賞できないし
配信やめた方がいいのかなと本気で迷ったりもしました。調子が悪い時はいつもその考えがよぎるんだけどw

でもここまで応援してきてくれた人のことを思うと、今投げ出すのは無責任だしまた諦めて逃げ出すことになるからと踏ん張りました。

19歳、15年前の池袋

人生で何度目かの絶望を味わった街。

誰かが待っている帰る実家もない、親戚もみんな北海道で頼れず貯金もない、なんの後ろ盾もない高卒でコミュ障で取り柄もない

そんな無い無い尽くしの19歳女が都内で1人で生きていかなきゃいけなくなりました。

水族館のお土産屋さんとガールズバーの仕事を掛け持ちしてなんとか生計を立てる日々

人生に夢も目標も希望も持てなかった

学生時代はイラストレーターになりたい、声優やアニソン歌手になりたい。
そしてコミケで荒稼ぎして私を蔑ろにしてきた家族を見返せる程の金持ちになりたい💰
そんな野望を抱いていましたが、
現実はただ生きることに精一杯。

だからいつか身体が動かなくなって働けなくなって借金して闇金にも手を出して首が回らなくなったら、
東京湾に沈められる前に自分で自分を殺せばいいんだーって前向きに考えてみたり
(これが前向きなんだから今思うとツッコミどころがありすぎる)

でもまだそこまで最悪な事態にはなっていないから大丈夫だ、と自分に言い聞かせて
好きな作品や音楽に助けられて延命する日々。
あと酒飲んで嫌なことを忘れようとしたり。

それが私にとっての生存戦略でした。

でも一緒に働く同い年の子達が大学に行きながら遊ぶお金を稼ぐ為に働いているのを見ていると
生きるために働かなきゃいけない自分との温度差が辛かった。

ただそんな事考えても仕方ないので、
いつからか夢を見ることはやめた。

だけど夢は諦めても人生は諦めたくなくて
大好きな映画の台詞に何度も助けられました。

「人間は、大きな幸せを前にすると急に臆病になる。幸せを勝ち取ることは、不幸に堪えることより勇気がいるの」

映画・下妻物語

不幸に耐えることに慣れすぎていたけど
ここから先の自分の人生、
与えられた選択肢の中から最善を選ぼう。
手札は弱っちくて頼りないけど
生存するだけの人生とも言えないこの不幸を抜け出したい。

そんな風に生きていた日々で旦那と出会い
地獄からひょっこり抜け出せたのでした

「あのままだったら野垂れ死んでたんじゃないかと思うよ」
最近旦那に言われた。私もそう思う。


あの街は私の全てを見ていた。
あの街が、私を延命した。


そう言っても過言ではありません。


それから20代後半で子どもを産んでからは酷い育児ノイローゼになってしまいメンタルの治療を始めて少しづつ回復できて
販売の仕事をしていた時にコロナになってしまい、後遺症が酷く退職することに。
色々考えて悩みに悩んだ結果、
家でも出来る配信をする決意をしました。
最初はお金を少しでも稼げたらいいなって藁にもすがる思いでした

配信って夢を追いかける人がたくさんいて、
そこに共鳴して応援している人達がいるのが解っていながら
でも私は自分の夢とか目標を言葉にすることが、いや、思い描くことすら出来なかった。
夢を語れる人が羨ましかった。

また夢破れてしまったら今度こそ立ち直れなくなるだろうし、
この歳まで何も成し得たことが無い人間が
そんな大きな目標を掲げるなんて勇気はありませんでした。

でも長く配信を続けていくなかでライバーもリスナーも色んな人に出会って
メンタルの治療も続けて少しずつ良くなって
いつからか捨て去ったはずの感情が溢れてきてしまいました。

「売れる絵師になりたい、大好きな歌も唄いたい。
もっともっと応援してもらえる人間になりたい。

そのために人生の苦楽を共にした池袋の駅広告イベで入賞して、自分の夢に共感してくれる人と一緒にいつかオリ曲を作りたい。」


配信では一部のファミリーに伝えたけど
本当に本当に怖くて喋ってて涙も出るし震えました笑

だけど私が目標を伝えてこなかったから
みんなもどこに向かっていけばいいか解らなかったと思うしそこは本当に良くなかったなと反省しています。
本来の自分の気持ちに向き合うまでに、
時間がかかりすぎました。
もう随分と長い間蓋を閉めていたから。

「なんで駅広告出たいの?」って聞かれて
「目立ちたいから!」と即答したけど笑
それもあるけど挑戦したい。
1度も挑戦しなかった人間の悪あかぎ。


自分の夢や目標を語らない配信は気が楽でした。
お金で買えるものだったらいくらでも欲しいって言えるのに🥹
夢を手に入れたいと言葉にするのは、
臆病者の私にはとてつもない決断でした。

以前の自分だったら、絶対に言葉に出来なかったでしょう。
だけどそう思えたのは間違いなく今まで応援してくれたリスナー達のおかげです。

今まではイベント入賞できなかったらどうしようとか、自分のことしか見えてなかった。
応援してくれる1人1人のことを考えられなかった未熟さです。
そんな未熟な私と歩むのは恐らくこれから一悶着も二悶着もあると思う🥲
このくそライバー💢とか思われたり(もう思ってたらごめんw)
だけどやってみないとわからないよねって
ファミリーやリスナーと夢に向かって挑戦していきたいです

あの頃思い描いていた夢と形は違うけれど、
これから先の夢に向かって一緒に走ってくれる共犯者が必要だから
かぐやと一緒に本気で夢を追って欲しい。

15年前、人生に絶望したときに過ごした池袋。
そして今の自分を与えてくれたあの街で
かぐやの存在を認知させてくれませんか。

私はあの街が大好きです。
もちろんいい事ばかりじゃなかったけど、
いつか恩返しをしたいと思ってます。
それはイラストだったり歌だったり
様々な形で表現して貢献したいです。

でもひとりじゃ絶対できないから、
みんなの力が必要なんだ。

「幸せを勝ち取ることは
不幸に耐えることより勇気がいるの」

また覚悟を決めて、勇気を出すことにしました。
怖いけど少しでも昔の自分が報われるように。
漫画家やイラストレーターになりたくて7歳から18歳までほぼ毎日絵を描いて、
好きな歌を唄って日々を何度もやり過ごしたあの時にもう意味がなかったとは思いたくない。

一緒に夢を追いかける仲間ができたよ、って
あの頃の自分に胸張って伝えたい。


誰よりいちばん!目指して頑張るから
本気のイベント応援、待ってます。

池袋で会おう。

かぐや

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