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港区で小さく暮らす私が、麻布の魅力について語る

東京都港区在住のぶた野郎です。
その中でも私は麻布界隈に住んでいます。
麻布って変にプライドが高く見えたりしますが、意外と住みやすかったので、今回はそんな麻布のことを語ります。

麻布ってどこなのって話

まず港区において麻布の場所をお伝えすると、真ん中から南西部に広がる一帯となっています。もともと港区は戦後に「芝区」、「赤坂区」、「麻布区」の3つの区が合併してできた区となっています。もちろん麻布は「麻布区」だった地域で、六本木も麻布の一部ですが、今は他の麻布と雰囲気が違うので外す方も多いです。
そんな麻布ですが、元は違う地名だった場所が集まってできたので、それぞれキャラクター豊かです。

麻布の地域

リッチな元麻布、南麻布

元麻布と南麻布は南西部に位置しています。元麻布は若干下町っぽい、南麻布は高級住宅地とも言われますが、外から見ると全く同じに見えるのでまとめます。どちらも一言で言うとリッチです。閑静な住宅地で一軒家も多く、自転車で通ると人の少なさに驚かされます。スーパーも少ないのでお買い物はどうしているのか永遠の謎です。南の天現寺周辺はマツコ・デラックス様も認めるハイパーお金持ちゾーンです。

オシャレな西麻布、六本木

六本木は東京の花街として有名ですが、西麻布も知る人ぞ知る(?)歓楽街です。西麻布と六本木は会員制クラブだったりバーが多いです。自転車で通ると人通りの暗い道に、ネオンサインが突如現れたりしてこれまた面白い街です。遊びの街というイメージが定着しているのか、麻布ブラザーズの中でも若い人が格段にいますが、駅から離れると大人な感じです。

賑やかな麻布十番、東麻布

麻布は元々電車がなく、陸の孤島と長らく呼ばれてきました。そんな中南北線と都営大江戸線が開通し、一気に賑やかになったエリアがここです。麻布十番は東京でも歴史のある商店街があり、東麻布も含めて下町の雰囲気があります。東麻布も高級住宅街の歴史があるそうですが、自転車で通ると小さな商店街もあり、お買い物に来ている地元の方もいます。

趣のある麻布永坂町、麻布狸穴町

麻布永坂町と麻布狸穴町は、元麻布、南麻布のテンションを感じますが、商店街の麻布十番に近いのもあって、より地元の方の息吹が残っている地区となっています。狸穴坂のあたりは、元麻布周辺とは異なった独特の静けさがあり、隠れた名店も多い地区となっています。麻布地域で唯一昔の地名が残っているのも特徴ですね。

ビジネス街の麻布台

六本木も会社が多いですが、麻布台の方がビジネス街という印象です。外務省の施設や大使館があり、少し真面目な雰囲気です。北側は周辺の街の延長線上で小さい建物が密集していましたが、その跡地にみなさんご存知の麻布台ヒルズが建つなど、最近で一番イメチェンをした地区です。

こんな感じで麻布と言っても色々あります。それでも麻布地域全体の住みやすいところも存在しています。

麻布の住みやすさ

良い品(食品)が集まっている

麻布は値段が高いですが、たまの贅沢で美味しいものが食べられます。
特にスーパーマーケットは、西の「ナショナル麻布」と東の「日進ワールドデリカテッセン」が双璧をなしています。どちらもいわゆる外国人スーパーですが、ナショナル麻布はスイーツだったり加工食品系(後絞って作るピーナッツバター)、日進ワールドデリカテッセンは肉とお酒が充実しています。日進ワールドデリカテッセンに行った時、ドイツでよく飲んでいたビールのビットブルガーが売っていて、日本で初めて見たので感動しました。

レストランも高いところから普段使いできるところまで充実しています。特に麻布十番エリアには美味しいお店が多いです。

他の街へのアクセスが良い

麻布は地下鉄が中心ですが、バスも充実していて都心だったらどこでも行きやすいです。都営バスの他、港区を走るコミュニティバスの「ちぃばす」が域内を張り巡らしています。特にちぃばすは100円で乗れるのが強いです。お金があったら日比谷線で銀座にも行けたりするので、より楽しく過ごせるなと思います…

自然も(意外と)多い、治安も良さげ

ヒルズ系がかなり緑を多くしているのもありますし、元麻布には有栖川宮記念公園といった公園が点在しており、意外と住環境もいいです。後都心にも関わらず静かです…というより六本木以外は繁華街でもないので、必然的に夜は地元の方だけになります。大使館が多いので警察の方も多く犯罪がしにくい雰囲気です。
ただ、休日は大使館の近くに街宣車が来るので、大使館の近くは要注意。私も起こされたことがあります。

ちなみに麻布は高すぎる、オフィスが山手線沿いだから遠いと考えている方は、神楽坂もおすすめです(宣伝)。
と言うわけで東京の住環境を考える番外編でした。

神楽坂養豚場

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