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関東三大不動!高幡不動で不動明王と繋がる魅力とは?

高幡不動に行ってきましたー!
高幡不動は通称で、正式には

高幡山明王院金剛寺


だそうです。(webサイトより)

新宿から出ている京王線の「高幡不動駅」から徒歩で3分くらい?
駅のロータリーに出れば、右手に高幡不動尊参道の入り口があるので、すぐわかります。(写真参照)

これが高幡不動尊参道の入り口

実は大学生の時に高幡不動に住んでたことがありました。
しかしアレからン十年…
駅前はすっかり様変わりしておりました。
ただ、この参道入り口は変わってなかったよ。
懐かしくてジーン…と胸に迫るものがありました。

そんな感じで、高幡不動尊に行くのは大学生以来なんです。
大学生の時なんて、そんな信心もないから(寺社や古い建物は好きだったけど)
「へー、有名なんだねここ」くらいでした。
そして節分の時に芸能人やお相撲さんが豆まきに来るので知っていたくらい。

しかーし!
今回は違います。
もう、不動明王様とご縁をいただく気マンマンで行ったんでございますよ!(下心w)

一緒に行ってくれたお友達は目黒不動尊と仲がいいので、いろんな話を聞きながらの高幡不動尊巡りです。

高幡不動は真言宗!お不動さんのお護摩は最高

迫力の仁王門

真言宗智山派別格本山ということですが、真言宗といえば密教ですよ。
密教は修行が特殊なイメージ。(あくまで私のイメージね)
中でも不動明王のお護摩は炎で煩悩(苦の根元)を焼きつくす神秘的な修法ですね。

私は墓石屋に勤めていたことがあるのですが、その時にご縁のあったお寺さんなどでお護摩を見せていただくことが何回かありまして、その頃から
この神秘的な修法が大好きでした。

ビバ!不動明王の聖なる炎!
(ちなみにこの炎は仏の智慧の火を表すそうです)

まあでも友達と一緒だったし、お護摩までする予定はなかったのですが、
仁王門をくぐり、お線香をあげて、燈明をつけて、鐘を鳴らし不動堂に入ったら、
「これからお護摩がはじまります〜」的なアナウンスが流れてくる。

「え?マジ?私たちラッキー?」
と友達と顔を見合わせて
「いるよね?やるでしょ」
と確認。

それにしてもお護摩にテンション上がるなんて、私も友達も十分神仏変態だ。

時間になると、お坊さんがぞろぞろと現れお護摩の修行がはじまりました。

不動堂には大きな不動明王と左脇侍の矜羯羅(こんがら)童子、右脇侍は制托迦(せいたか)童子が鎮座している。(脇侍は立ってるけどね)

お坊さんの読経の声と共にお不動さんのテンションも上がってる気がするー!

そしてお護摩が終わったあとは内陣に入って直接
不動明王を拝むことができる。

し、知らなかった…
超ラッキー!

高幡不動は浅草寺と違って、明らかにご年配の方が多い。
というか、ほとんど。
明らかに浮いてる私たちだが(私なんか金髪見えてるし)
そんなん全く気にしな〜〜〜い!

不動明王最高!ひゃっほい!!

ってな感じを心に秘めつつ、静々とお参りする。

いや〜、至福の時間でしたな。お護摩。


日本一の重文丈六不動三尊


総重量1100キロを超える巨像で古来日本一と伝えられた重文丈六不動三尊は修復作業が完了し現在奥殿にご安置されている。

高幡不動尊金剛寺HPより https://www.takahatafudoson.or.jp/?page_id=4681

ということで、奥殿ですよ。

友達が
「ここに日本一の不動明王があるんだよね」
と教えてくれた。

マジか!
行こう行こう!

と日本一の不動明王様を拝謁する。
っていうか、15分くらいずーーーっとお祈りしてましたね。

だって有料拝観だからほとんど人がいないのよ。
じっくり不動明王様と向き合えます。

それだけじゃなく、たくさんの文化財…仏像や曼荼羅や掛け軸やらの貴重な展示もありますので、それぞれの仏様ともじっくり向き合えまする。

これは超穴場!!

こちらが奥殿。日本唯一の丈六不動三尊がいらっしゃいます


大日堂には鳴り龍天井があるよ!

なぜ私は大日堂の写真を撮らなかったのか…

とショックを受けているのですが、思い返してみると
めちゃくちゃ混んでたんです!
そしてウェディングフォトの撮影も行っていて、すっごい賑わっていた。
平日だっだけど。

それで大日堂は参拝しただけで写真は撮らなかったのでした。

大日堂に行く途中にあった美しい聖観音様と紫陽花の写真は撮影していたのでアップ。

聖観音様、紫陽花と共に

それでですね、大日堂は「鳴り龍天井」があるんです。

友達が
「ビンヨヨヨ〜〜〜ンって面白い音がするよね」
と言っていたのですが、ハテ…?

私の人生で鳴り龍天井に遭遇したことがあったかな…
多分あるけど、音までそんなに覚えてなかった。

しかし実際に鳴り龍天井の下で柏手を打つと

ビンヨヨヨヨ〜〜〜〜ンン…ン…ン…

と面白い音がする!

鳴り龍天井で手を叩く前に、大日如来様にお参りして願い事を心に決めると良いですよん。

大日如来様ともっとじっくり向き合いたかったけど、おばさまの団体が来たので迷惑掛けないように退散。

大日堂は撮らなかったけど、大日堂から眺めた前庭(?)の写真は撮ってました。

大日堂からの眺め


聖天堂と大師堂

「聖天さん」と呼ばれて親しまれている大聖歓喜天はガネーシャと同一神だといったらわかる人も多いかな。

しかし聖天さんは象の頭を持つ男女の神様が抱き合っているのが印象的。

前に浅草の待乳山聖天にお参りした時が聖天様と出会った最初だけど(たしか)聖天様は底知れぬパワーがある印象。

こちらも同じく。
だから聖天様をお参りするときはワクワクするのである。

例によってお堂は取り忘れ、そばにあった珍しい色と形の紫陽花を撮影したので載せておく。

紫陽花の後ろに写っているのが聖天堂


大師堂は弘法大師空海、つまり真言宗の開祖がお祀りされているお堂ですね。
こちらではご真言ではなく「南無大師遍照金剛と唱えてください」と書いてあります。

こちらが大師堂

虚空蔵菩薩と弁天様と五重塔

虚空蔵菩薩様は子どもとご縁のある菩薩様といわれていますね。
こちらでは紫陽花のお線香や塗香がありまして、買おうかどうしようか迷いました…

でもまだ奈良の長谷寺でいただいた塗香が残っていたので我慢。

塗香、好き。笑


弁天堂ではお線香があげられました。
香炉の中にあるはずの練炭が見つからなくて、友達と
「火がつかない〜火はどこよ〜」
と5分くらい線香と格闘。笑

最近、弁天様とお近づきになれた事件(?)があったので、
弁天堂も繋がりやすいかな?と思ったんですが…
うーん、まぁまぁ。

でもなめらかな水の感覚はあるので、昔よりもご縁が濃くなってるのかな。

また次回来よう。

弁天堂は朱塗の橋を渡ります。弁天様だ!って感じ


五重塔の周りには紫陽花が咲き乱れ、絶好の撮影スポットになっていました。
大きなカメラを抱えた人たちが五重塔の周りをぐるっと囲んでいて賑やかです。

紫陽花と五重塔って…映えだね!

五重塔の地下部分は入れるようになっていて、休憩所?のような感じになっていましたが、もちろん仏像や大日如来様はいらっしゃるのでお参りできます。
三千体のお地蔵様がお祀りされて、その様子も圧巻でした。


そしてここからは秘密の御利益スポット(私が感じた部分)

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