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抽象化&転用&アクション【メモの魔力×ChatGPT】

今日もChatGPTを使って遊びたいと思います。

皆さんは、前田裕二さんの【メモの魔力】という本は読んだことありますか?

様々なことが書いてあるのですが、有名なのは下記のメソッドなのではないでしょうか?

  1. 起きた事象や気になったことを書き留める:ファクト

  2. 共通性を抽出して簡略化する:抽象化

  3. 抽象化した項目を転用・具体化してアクションに落とし込む:転用

厳密には違うのかもしれないですが、私はこのように理解しています。

私は思考法として、このメソッドがお気に入りなのですが、抽象化するときにいつも苦労します。

「何か考える取っ掛かりがあればなぁ…」

と思っていました。

そこで、

「ChatGPTにいくつかサンプルを出してもらおう!」

と考えたわけです。

スターバックスの抽象概念を個人経営のパン屋に転用

下記がそのpromptになります。ちなみに、今回もChatGPT3.5です。

[テーマ]を抽象化して得た[取得数]個の概念を、[他の分野]に転用し、
具体化して活用することで、ポジティブな影響を起こせないかシミュレーションしてください。

#テーマ
スターバックスが高単価なのに若者に人気の理由

#取得数
3

#他の分野
個人経営のパン屋

今回は「スターバックスが高単価なのに若者に人気の理由」を抽象化して、「個人経営のパン屋」に転用してみることにしました。

すると、ChatGPTからは下記のような回答が帰ってきました。

【概念1】「体験価値の創造」 スターバックスが高単価なのに若者に人気の理由の1つに、店内での「体験価値の創造」が挙げられます。具体的には、店内には快適な雰囲気が漂い、おしゃれなインテリアやBGMが流れているため、コーヒーを飲みながらリラックスした時間を過ごすことができます。これをパン屋に応用すると、店内の雰囲気を大切にし、おしゃれなインテリアやBGM、そしてパン屋独自のこだわりの商品を提供することで、お客様に「体験価値の創造」を提供することができます。

【概念2】「オリジナリティの追求」 スターバックスは、コーヒーだけではなく、モーニングメニューやスイーツなど、幅広い商品ラインナップを提供しています。その中でも、季節限定メニューなどの「オリジナリティの追求」が若者に人気を集めています。パン屋でも、季節限定のパンや、独自の味わいを追求した商品を提供することで、お客様に「オリジナリティの追求」を提供することができます。

【概念3】「SNS映え」 スターバックスのドリンクやパッケージは、SNS映えすると話題になっています。例えば、スターバックスのフラペチーノには、カラフルなトッピングや可愛らしいデザインが施されていることが多く、若者からの支持を集めています。パン屋でも、商品のパッケージやトッピングなどに工夫を凝らし、SNS映えする商品を提供することで、若い世代にアピールすることができます。

以上の3つの概念をパン屋に応用することで、若い世代を中心に支持を集める個人経営のパン屋を実現することができます。店内の雰囲気や商品のオリジナリティ、SNS映えする商品など、若者にアピールするポイントを抑えることで、ポジティブな影響を与えることができます。

思考の取っ掛かりを掴むには、なかなか良い出来なのではないでしょうか?

このプロンプトのポイントは「テーマに記載する文章」にあります。

  1. テーマの回答を推測

  2. 回答を抽象化して概念を抽出

  3. 概念を他の分野に転用してアクションを考える

というステップを踏んでいるので、分かりづらい文章だったり、テーマ自体が抽象的だと求めていることが返ってきません。

なので、テーマを設定するときは「●●●の理由」のように考えてほしいことが分かりやすい方が良いですね。

皆さんもこのpromptを使って遊んでみてください。

「こういうのやったよー」

とかコメントいただけたら嬉しいです。





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