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安納芋の豆知識

美味しいイモにはワケがある。さつまいも特集第2弾。
ねっとりとした食感と濃厚な味わい、みんな大好き「安納芋」をご紹介。

安納芋の歴史

安納芋の主な産地は鹿児島県の種子島です。第二次世界大戦中、インドネシアのスマトラ島に出兵していた兵隊が種子島に現地の芋を持ち帰り、安納地域で栽培するようになったのが始まりとされています。これまでにない甘さを持つこの芋はたちまち大人気となり、栽培されていた地域の名から、「安納芋(あんのういも)」と名付けられました。平成10年に品種登録され、平成25年までは種子島でしか栽培が認められていませんでした。しかし、現在は規制が解除され、全国で栽培が可能となっています。

安納芋の特長

コロンとした丸いフォルム

外見は他のさつまいもに比べて、コロンとした丸い形をしています。特筆すべきは、なんといっても糖度の高さと、ねっとりとしたクリーミーな食感です。時間をかけてゆっくりと加熱することで40度前後にまで上がります。甘く濃厚なその口どけは、まるでクリームそのものを食べているようだと称する人もいるほどです。

じっくりゆっくりで糖度が高まる!

さつまいもは、80℃を超えないくらいの温度でじっくりと加熱していくことで甘くなる性質があるため、調理の際は温度が上がりすぎないように十分に注意して、最高の味わいを楽しみましょう!


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