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就活を終えて

こんばんは。
つい先日、就活を終えました。
鮮度が高いうちに、今の想いを記録しておきたいと思います。

就活を通して、僕に3つの変化が起きました。
①コンプレックスを愛せるようになった
②自分にとって何が幸せで、何が不幸せかの仮説を立てられた
③社会人生活にワクワクできるようになった

まず、①について。
僕は小さい頃から、自信のない人間です。そして、自信がないからこそ虚勢を張ってしまう自分が大嫌いでした。
しかし、自己分析を通して、ありのままの自分を少し受け入れられるようになりました。
なぜなら、テニスや勉強において、その自信のなさがエンジンになり、成果に繋がった側面もあると気づいたからです。
もう一つ言うと、僕は真面目な人間です。そして、その真面目さにコンプレックスを感じ続けてきました。
しかし、就活で会う社会人には「素直」「愚直」などの言葉で何度も褒めていただきました。「あれ、もしかしたら真面目も悪くない?」そう思えたのです。
要するに、コンプレックスに思っていることでも、意外と自分にプラスに働いていたり、周りから見たら長所だったりもするのだと気付けました。

次に、②について。
就活を通して、自分にとって何が幸せで、何が不幸せか仮説を立てることができました。
例えば、「チームで仲間と心震える瞬間を共有すること」が幸せで、「リスクを取らずに守りに入ること」は不幸せだと仮定しました。
ふと立ち止まって振り返ると、14年間もテニスだけは続けられたのは、自己成長というより「団体戦でチームが熱狂する瞬間」がモチベーションになっていたからだし、悔しくて涙した試合は、必ずしも結果ありきでなく「プロセスで萎縮してチキっていた」という共通項がありました。逆に、上手くなることだけ目的にしていたら辞めるタイミングなんてたくさんあったし(笑)、格下に負けたとしてもベストを尽くせていれば清々しかった。
幸せを再現し、不幸せを再現しないためにはどの環境が最適解か。それらを考えたとき、意思決定した会社に飛び込むことが、元来安定志向の自分にとって本質的に"安定"した状態を保てるのではないかと思えました。

最後に、③について。この変化が一番大きい気がします。
一生、学生がいい」そう思いながら嫌々就活を始めた4ヶ月前、まさか社会人生活にワクワクする日が来るとは思ってもいませんでした。これは、就活を通してたくさんの"カッコいい先輩"に出会えたからです。
そして、40人弱の社会人にOBOG訪問した中でも、特に魅力的だったのが内定先の会社の社員さん方でした。「この人たちとなら本当に社会を変えられるかもしれない」本気でそう感じました。こんなスキルも何も無い自分を受け入れてくれたことに感謝するとともに、一日でも早く力になるためには今何ができるか、ここ数日はそんなことを考えています。

もし就活を控えた後輩がこれを読んでくれているならば、2つだけ伝えたいことがあります。
1つ目は、何でもいいから一生懸命になれるものを見つけて、本気で向き合ってほしいということ。インターンに参加せず、資格も0の自分でしたが、唯一テニスには全力を注いだ自信がありました。何にせよ、本気で向き合えば、成果は別として得るものはあるのだと思います。そして、それは就活でも然るべきところで評価されるはずです。
2つ目は、就活は決して苦しいものではないということ。僕はスタート遅すぎて正直焦りもあったけど、本来は将来について考えるのはワクワクするものであるはず。「就活!!」と肩肘を張りすぎず、腰を据えて自分に向き合えば、きっと意味のある時間になるんじゃないかと思います。

就活でお世話になった先輩・励ましてくれた友人に感謝を込めて。


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