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テニスコーチで学ばせてもらったこと

昨日、3年4ヶ月働いたテニススクールを卒業しました。なんとなく始めた初バイトが、まさかこんなに続くとは思ってませんでした。
なんだかんだ、大学生活で一番成長させてもらったのはここかもしれないなと感じます。
今日は、このバイトを通して学んだことについてまとめていきます。大きく分けて、3つあります。

1つ目は、「仕事する上で殻を破る必要性」です。
僕はそもそも初対面でのコミュニケーションが得意じゃないのですが、お金をもらってレッスンする上でそんなことは言ってられませんでした。周りには天性のコミュ力を持つ同僚もいましたが、コミュ障の自分は「とにかくお客さんに話しかける量を増やす」という泥臭い作戦でその差を埋めようとしました。
もちろん周りと差別化する上で自分の強みを見出す必要性は言わずもがなですが、そこに甘えず弱みに向き合うのも不可欠なのかなと思います。

2つ目は、「一生懸命やればなんとかなること」です。
僕はそもそも周りのコーチに比べてテニスのスキルが劣っていました。しかしレッスンを重ねる中で、「本当にダメなのはミスすることじゃなくて、それを気にして元気を失くすこと」だと感じました。逆に、多少のミスはあっても笑顔を絶やさず声を張っていれば、お客さんも楽しそうになっているのに気づけました。
「一生懸命やっているかどうか」それはスキル云々に関わらず、良くも悪くも周りに伝わるのだと思います。もしかしたら接客業全般に通じることかもしれません。

3つ目は、「一生懸命やる方が結局楽しいこと」です。
当然といえば当然なのですが、これが一番大きな学びかもしれません。やはり長くテニスコーチをしていると、ラクすることも覚えます。足を動かさなくなったり、声も出さなくなったり。特にうちのスクールは屋外(というか屋上)コートだったので、体力的には結構キツかったです。正直、僕も自分に負けたことが少なからずありました。しかし、妥協してもそれはそれで嫌な疲労感が残りました。
そこで、途中から「どうせ疲れるならビールが美味しくなる疲れ方をしよう」とマインドセットしていました。結局、そっちの方が確実に楽しかったです。

そんなこんなでずっと働いてきましたが、要領が悪いせいで何度叱られ、何度辞めたいと思ったかわかりません。しかし、ひとえに周りの人の良さだけで踏み留まれてきました。
これまで他のバイトもインターンもしなかったけど、これはこれで良かったかなと今思えるのは一緒に働いてきた人達のおかげです。
ほんとにお世話になりました。

#私の仕事

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