見出し画像

車中泊の旅 2019夏1日目

この夏も、夫と二人で車中泊の旅をした。

長野県の上田城へ着いたのは、午後2時を回った頃。中央道の渋滞が酷かったので、地道へ回ったりしたけど、結局どちらが早かったかはわからない。でもそれも思い出に残るのでよしとする。

上田城は天正11年に真田昌幸が築城し、徳川と戦ったそうだ。大河ドラマの真田丸を思い出しながら散策。

昭和と平成で再建された東虎口櫓門。本丸は関ヶ原の合戦後に破却されて再建はされなかった。
しかし、ここの太陽はジリジリと照りつけて兎に角暑かった。

真田石。縦2.5m横3mとかなり大きいのだけど比較対象の人がないとわからないなあ。

その後、近くの北国街道柳町へ。その名の通り柳が揺れていた。そう言えば最近は柳をあまり見かけなくなった。

昼間なら賑わっていたのかな。夕方でお店もほとんど閉まっていて閑散としていた。

次は、今夜の宿泊地である軽井沢へ。旧軽井沢の森に沈む高級そうな別荘地は空気がしっとりとしていたのが印象的だった。涼しいけど、しっとり。絶対にエアコンが必要。

夕食は、美味しそうなレストランは軒並み予約で埋まっていたので、旧軽井沢メインストリートへ行き、何だかよくわからないカレーを食べた。多分ハズレ。だけど、これも後で思い出して、軽井沢でわざわざアレをチョイスした私達ってと面白くて笑ってしまう。

お風呂は星野リゾートのトンボの湯へ。これまた大渋滞にはまりながら向かう。
お金持ちも毎回この渋滞にはまっているのかな。ここの別荘に来るのも一苦労だな。などと庶民は庶民的な事を話しながら。

トンボの湯の広い露天風呂は気持ちが良かった。ただお風呂の縁の腰掛ける岩がガタガタしてお尻が痛くて長時間お湯に浸るのは不向きだった。お尻に痕がついちゃうという声も聞こえた。長居出来ないようにしてあるのかしらねぇと隣の人と言葉を交わした。

さっぱりとした風呂上がりの体で、行きたかった軽井沢高原教会のキャンドルナイトへ歩いて向かう。道中真っ暗で本当にあっているのか不安になりながら坂道を登ると、キラキラとした光が見え、鳥の声が聞こえてきた。ライトアップにぎりぎり間に合った。

広い敷地に点々とキャンドルが灯され、揺れるような不思議な音楽と鳥の声が流されて幻想的な雰囲気。キャンドルは一体幾つあるのかわからないが灯すの大変そう。どうやってこんなに灯すのかしら。

周りをキャンドルに囲まれるというのは、なんだか夢の世界をふわふわと歩いているかのようだった。来れて良かった。沢山運転してくれた夫に感謝。

この夜の宿泊地は湯川ふるさと公園の駐車場。着くと一通りは埋まるぐらいの車中泊車が既に泊まっていた。我々もささっと用意して就寝。

渋滞していたのに、予定通りに回れて大満足の1日目だった。

#エッセイ
#車中泊




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?