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車中泊の旅2019夏2日目

車中泊の朝ごはんはコンビニと決まっている。
この日もおにぎりや味噌汁で朝食を済ませて、出発!

まずは碓氷関所。9時に到着。一番乗りだよと保存会の方が案内してくれた。

江戸時代に作られた物が少し位置を変えて当時の木材でここに再建された。万葉集にも詠まれたと、保存会のおじさんが嬉しそうに説明してくれた。

続いてめがね橋 (碓氷第三橋梁)

明治25年から昭和38年まで鉄道橋として使われていた。レンガ造りアーチ橋は日本最大とのこと。驚くべきはこれをたったの2年で作り上げたこと。膨大な量のレンガを積んで積んで積んで。日本人すごいな。

次の白糸の滝へ向かおうとナビ通りに走っていたら、昨日大渋滞していた同じ道にまた入ってしまった。計画では違う道を行くことにしていたのに二人ともうっかりしていた。まあ、仕方がないので永遠と続くかのような渋滞に並んだ。

無事駐車場に停めて、歩いて行くといきなり冷たい風が吹いてきた。滝から流れてきた川があった。水が冷たいと空気も冷たくなるのね。

滝の音が涼しさを増してくれる。人が多かったのは言わずもがな。

お次は鬼押し出し園。インパクトのある名前。

浅間山の噴火の溶岩が急速に冷えたことによって奇岩を形成したそうだが、急速ってどれくらいの期間なのだろうか。1か月なのか1年なのか10年ぐらいなのか?想像がつかない。

この旅の少し前も浅間山が小規模の噴火をしていたから、いつまたこのような大噴火が起きてもおかしくないのもしれない。

さあ、どんどん行きますよー。

水が澄んでいて綺麗という噂の牛池。池の周りの遊歩道を一周した。

景色が良い芳ヶ平湿原へ。

霧が出て真っ白な世界になっていたので、国道最高地点の看板だけ見てきた。

続いて、湯釜へ行こうとしたら、火山性のガスが大量に発生しているようで付近一帯は駐停車禁止。エアコンを内気にしていてもほのかに硫黄の匂いがする。そんなガスの中、観光客が車を停めないか警備の人が見張っていた。彼等はガスを吸い過ぎないの?大丈夫なの?と心配になった。

今日の最終目的地は草津温泉。

夕方に到着して、有名な湯もみショーを見学。最後にお湯を派手に飛ばすのが面白かった。

無料の温泉があるから、入ってみようということになり、夫と待ち合わせ時間を決めてお風呂へ。

脱衣所の入り口を開けると、いきなり湯船と裸のおばさま方がいてびっくり。脱衣所ではなく、直でお風呂場だった。湯船の脇に脱衣棚が並んでいる。足元の幅は1mないぐらい。ここで脱ぐのかぁ。取り敢えずタオルをと思ったらタオルを忘れてきた事に気がついた。あら〜入らないの?とおばさま方の声に見送られ焦って外へ。

夫と待ち合わせたのは40分後。困ったなあ。このまま待とうかどうしようかと迷っていたら男性が出てきたので、不審がられるのを覚悟で、事情を説明して声を掛けてもらうことにした。快く引き受けてくれて助かった。幸い夫一人だけだったらしく、すぐに話が通じた。

出てきた夫が言うには、熱くてとてもじゃないけど浸かれなかったそうだ。石鹸も無いので体も洗えなかったと。タオルを忘れて丁度良かったのかも。

草津温泉街で夕食を食べて、すっかり陽の落ちた湯畑を見物して、今度は料金の発生するお風呂へ。

お湯は柔らかくて気持ち良かった。二階の休憩所からは、温泉街が一望できて本日の最高の締めくくりにとなった。

今夜の宿泊地は天狗山第1駐車場。

#エッセイ
#車中泊

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