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持続化給付金が振り込まれたので、手続きのコツと必要書類をまとめておきます

申請時期を考えると、周りの人よりちょっと時間がかかったけど、申請分満額振り込まれました!
中小企業・フリーランス向けの、新型コロナウイルス対策の給付金「持続化給付金」
https://www.jizokuka-kyufu.jp/

「最大100万円貰えるなら申請したいけど、難しそう」

ってことでやってない人、多いと思うので、僕がやった申請方法を以下、記していきます。

■申請に必要な条件

まずは「自分は申請できるのか」の判定から。
公式で出ている条件を噛み砕くと、以下の通り

・2019年の確定申告を終えている人
・2019年と2020年の同じ月の収入を比較して、収入が半分以下になった月がある人

開始当初は色々細かい条件があったけど、この一月でかなり条件が緩和されたので、今は実質これだけです。
収入は「その月に働いた額」ベースではなく、「その月に実際に受け取った金額」ベース。
収入が「半分以下」ということは、「ゼロになった」も、当然申請要件を満たしています。

■「特例」に惑わされないで

特例

https://www.jizokuka-kyufu.jp/subject/

持続化給付金の条件を眺めていて、要所要所で「特例」という表現があり、

「ひょっとして『特例』を理由に給付されないんじゃ、、、」

と怯える人もいるかと思いますが、ここに書いてある「特例」は、あくまで「条件に当てはまらなくても給付できる可能性がある」という、給付の間口を広げるための特例です。
気にしちゃダメ。
逆に、↑で挙げた条件に現時点で当てはまらない人も、収入が減った事実があるならば、どこかの「特例」が当てはまる可能性がありますので、条件を読み込むと良いでしょう。

■必要書類

僕が今回の申請で使った書類(画像)は以下の通り

書類一覧_mosaic

・預金通帳の表(スマホ撮影)
・預金通帳の2-3P(スマホ撮影)
・免許証 - 表(スマホ撮影)
・免許証 - 裏(スマホ撮影) ※条件次第でこれは必須ではない
・2019年の確定申告書(PDF)
・2019年の青色申告書(収支内訳書、PDF)
・売上台帳(スクショ)
・納税証明書「その2」(スマホ撮影) ※条件次第でこれは必須ではない

上記8枚の書類(最低6枚)が用意できたら、申請開始。

■フォーム記入時の注意

入力自体は正直に行えばいいので、それ自体に迷うことはないと思います。
留意点があるとしたら、2つ。

・念のためにもう一回書きますが、収入は「その月に働いた額」ベースではなく、「その月に実際に受け取った金額」ベースで計算します
・給付金申請サイトの入力内容(アップロードしたデータ含む)は、入力途中でブラウザ閉じても、直前の画面での入力内容までは保存されています

2つめ、一瞬「セキュリティ的にどうなんだろう、、、?」と疑問に思ったりもしますが、まあ僕は気にしないのでそういうのは専門の人に任せます。

あとは以下、各書類について解説します。

■通帳・免許証

スマホで撮影した写真を送れば問題ありません。
[2020/5/29追記]ネット口座で通帳が発行されない人は、「口座番号」「名義」「口座の種別」等の情報が分かるスクショを送れば問題ありません。
また、免許証は本人確認書類としての提出なので、マイナンバーカードを持っている人等は1枚でOKなケースもあります。

■確定申告書、青色申告書

必要なのは、

・確定申告書の第一表(1枚目)
・青色申告決算書又は収支内訳書

の2枚。
会計ソフトを使っている人はPDFで良く、そうでない人は文字さえ読めればスマホ撮影で問題ありません。
当たり前ですが、2019年の確定申告を終えていないと用意できないので、まだの人はまず確定申告を終わらせましょう。

その際、確定申告書に収受印がないと後で面倒なので、今から確定申告を行う場合は必ず

・収受印をもらえる窓口での申請 or e-tax

で確定申告を行うようにしましょう。
(税務署へ控えと共に確定申告書類を持って行くと、収受印が貰えます)

■売上台帳について

申請を考えている人にとって、これがたぶん一番厄介なんだと思います。
通帳のデータを渡している以上、入金日と入金額は事務局側でも照合可能なので、手書きでもExcelでもいいから、

・何日に
・誰から
・何の仕事に対する売り上げで
・いくら振り込まれたか

を、全部分かるようにした表を用意する必要があります。
逆を言えば、それさえ分かればいいので、僕の場合、

202004売上_mosaic

こんな程度のスクショで通りました(弥生会計のスクショです)。
参考にしてみてください。

■納税証明書について

要は、前述した確定申告書類が「間違いなく税務署に受理された」と確認できる証拠が必要です。
僕はいつも、めんどくさいので収受印貰わずに済ませちゃってたので、納税証明書を発行しに税務署へ行ったのですが、、、

納税証明書が4種類あるなんて初耳です

申請書類を受け取って一瞬フリーズ。
内容を見るに、一番向いてそうなのは「その1」。
職員さんに聞くも「政府のやってることだから我々も把握していない」とのことで、改めてネットで検索、、、

納税証明書「その2」でした!

■まとめ

、、、ということで、無事納税証明書を発行して申請した結果、約3週間で振り込まれました。
申請を考えてる方、がんばってください!
僕でもできたんだからさ。

以上!

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