【雑記】流離人が持っているもの

最近私は「ホテル暮らし」に憧れを抱いている。

ホテル暮らしはミニマリズムの究極に近いと思っていて、本当にリュックやスーツケース一つのみで都内、もしくは国内・海外各地を自由に転々とできるイメージだ。（あくまでイメージ）

もし私が不労所得で荒稼ぎするインフルエンサーとかならば今すぐにでもそんな軽やかで楽しそうな生活を始めたいところである。

が、やはりホテル暮らしにもメリット・デメリットがあり、条件や向き不向きもあるようだ。
私にとってとても高すぎるハードルであり、クリアしなきゃいけないことが多すぎる。

宿泊費が高い

もちろんホテルによりピンキリであろうが、家賃としての金額だけを比べたら圧倒的に高くつくであろう。

だがホテルには持ち家や賃貸と違い、生活に必要な日用品は大体揃っていてそれが宿泊費に含まれているという点がある。
シャンプー・リンス・ボディソープ・タオル・トイレットペーパー等
そして掃除やベッドのシーツ交換などもホテル側がやってくれる。
うーん・・・夢のようだ。。。

部屋の中でできることが限られる

賃貸も同じだが騒音には気を使うしタバコなんてもってのほか。
家具や家電も、タオルやカーテンも自分で選べない。
まぁホテルに住みたい人ならそれくらい気にならないと思うが。

私の場合、ギターを弾きたいというのがある。
エレキギターのアンプ刺しで爆音を出したいというわけではない。
アコースティックギターの生音を鳴らしても怒られないのがいいです（笑）

あと防犯上の理由で宿泊者以外の人を部屋に入れてはいけないことが多いらしい。
友達や恋人と遊ぶ時は外出必須となるみたいですが、私にはなんら問題なさそうです（笑）

仕事と生活

やはりホテル暮らしをしている人は「フリーランス」のイメージですね。
PCとスマホと体一つあれば場所を問わず仕事ができる！
憧れますねぇ。

会社勤めの場合、どうしても住所をどうするかとか通勤の便でいろいろめんどくさそう。
実家が近いならそこに住んでることにできるし、郵便宅配もクリアできる。
会社が寛容で荷物を置かせてくれたり、万一の時に泊めてくれるなどしてくれたらいいがなかなかそうもいかない。

個人的問題

私はミニマリストを自称しているが、部屋にはギター3本、ベース1本、電子ピアノ、エフェクターなどの機材。そしてメインデスクにはメインPC、液晶モニター、ギターアンプ、その他周辺アクセサリーがごっちゃり。
防音面だけ目をつぶれば『音楽制作特化部屋』と言っても良いだろう。

DTMerとしてもライターとしてもまだまだなので全てを使いこなしているわけではないが、まず形から入るタイプなので・・・（笑）

いつか迎えるであろう引っ越しに向けてもこれらを何とかしたいところだ。

今後の野望

まず一番大事なギター、お金と時間とスペースが無限に湧いてくるのなら何本でも集めたいところだが、実用性の高いギターをとりあえず1本欲しいところだ。
そこでFenderのアコスタソニック。

Fender Acoustasonic

ちょうど私が持っているテレキャスターとハミングバードを合体させたようなちょうどいいギター。
これを買ってギターを3本→1本にする。
演奏できるジャンルは絞られるけど愛着湧きそうなKAWIIデザインがCUTE！だと思いません？（笑）
持ち運びにも良さそうなんで今まで相容れなかった楽器プレイヤーとミニマリストが少し近づいた時代になったと思います。

アンプもYAMAHAのTHRシリーズなどのコンパクトかつ電池駆動もできて多機能なアンプに変えれば結構な機材が手放せそう。

YAMAHA THR10

ベースも今すぐではないけどいつか手放そうかなぁと考えている。
自分で弾かずに誰かに依頼する、PCで打ち込む、ギターの音を加工して代替するなどこだわらなければ無くても支障はない。
だがベースは単純に弾くのが楽しい！

ピアノはある程度弾いてもし飽きたら手放そうとは思うがまだベース同様楽しく弾いている。

頻繁にスタジオでピアノを借りることができれば手放せますね。
今は難しい・・・

DTM機材に関してはレコーディングやＭＩＸをエンジニアに外注できればＰＣ以外手放せそうだ。

自分は作曲だけできればいいのだ。

結局のところ

外注やレンタルを使えば身軽にはなれるがやはりお金がかかる。

まずはスキルを身につけるために勉強と実践を踏んでマネタイズしていくしかない。

何より、ものを手放したり手に入れたりしながらも最後は『自分自身』がどうあるかが重要なのだろう。

ものや環境に左右されない『揺るぎない自分』を手に入れた方が良いのかもしれない。