サラリーマン副業 2.0 感想
「100人が副業という新しいチャレンジを検討しても、継続して結果を残せる人は多くて5人、場合によっては1人あるいはゼロという低い確率なのです」。
これは本書の中の一節です。
働き方改革やコロナの影響で、残業が減ったり、休業になったりして多くの人が会社員としての収入に影響がでていると思います。
そのため、どうにかしようと真っ先に考えるのが副業です。
でも何やっていいか分からない。ほとんどの人がそうだと思います。私自身もそうでした。ネットで検索すればいくらでもでてくる。その中で簡単そうなものを選んでよく調べてみたら、なんだかいけそうな気がする。
よし、やってみるか!”明日から”・・・と、結局やらない。
この数か月間ずっとこんな感じで、やらない理由、出来ない理由を必死になって考えて言い訳ばかりしていました。そんな自分が少しづつ変わり始めたきっかけがありました。
それは、読書を習慣化したことです。
さらに、本の感想を書くようにしました。
そうしたところ、知識が増えることによって思考力が上がり、感想を書くことによって文章力が上がりました。
そして、心もどんどん前向きになり、何か得体のしれない自信が付いていくのを感じていました。うまく言葉にできなくて、例えるなら、自分の体にぶっとい柱が刺さって、すごく安定するようになったという感じです。
これから経済が劇的に良くなることは無いでしょう。少なくても数年は回復しないと考えた方が良いと思います。そう考えて副業の本を読み始めると、めちゃくちゃ心に刺さるようになります。それが行動につながって、実際に始めることができました。
まず最初にやったのが、メルカリで不用品を売って資金を作るこで、16万円ほどになりました。現在、それを元手に何をするか考えています。
それとは別に始めたのが、本書で紹介されているミステリーショッパーの仕事です。一般の客としてレストランやマッサージ、パチンコ、映画館など様々な施設でサービスを受け、そのレビューを書いて依頼主に送るというものです。そのレビューが評価されれば謝礼金がもらえる仕組みです。
しかし、そのレビューの項目数は、心が折れそうになるぐらい多いです。もらえる金額を考えたら割に合わないよと嘆きたくなります。(noteで数千文字を余裕で書ける人は簡単かも)
まあ、楽して稼げる仕事なんて当たり前だけど無いですよね。でも、今までの自分だったらそのサイトの会員登録さえめんどくさがってやらなかったと思います。だから、進歩したなーとヒシヒシと感じています。
ハードルは低くてもいいからまずは行動し、小さな成功体験を積み重ねて自信を付けていきたいと思っています。でかいことをやるのは、その後でもいいはずです。
本書では第一章から、成功者になるために絶対に外せない心構えをまず説明しています。失敗する人は手段ばかりを追い求めて、ちょっとのつまずきで継続できなくなってしまうからです。
まずは副業で稼ぐことを強い気持ちで決意し、つぎつぎに現れる壁を突破してこそ継続できる人になると述べています。
第二章から具体的な副業の種類や内容、成功や失敗した人の体験談を説明していて、すごく勉強になることばかりでした。本書の内容はあまり紹介できなかったので、目次の写真を添付しておきますのでそちらで確認していただきたいと思います。
副業に関する本としては、かなりオススメです。
是非、読んでみてください。
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