事件現場清掃人 生と死を看取る者 感想
少し特殊な本を読んだので感想を述べたいと思います。
「事件現場清掃人 生と死を看取る者」
この本は著者自身が特殊清掃を生業としていて、その体験談を綴った内容となっています。
読んだことで知見が広がったのは間違いありません。それに、今後の人生をどう生きていくのか考えさせられました。
どんな人が読んでも楽しめるという内容では無い為、読み手を選ぶ本かもしれません。私自身は読んで良かったと思いました。書店にあふれている似たような内容の自己啓発本よりかは、よっぽど有意義でした。
「自分は孤独でも平気だ、一人が良い」なんて考える人は結構いると思います。「わずらわしい人間関係から解放されて、自由気ままに生きたい」そんな考えも良いと思います。
だけどこの本を読んだ後では、考え方が変わるかもしれません。社会から孤立し、孤独のまま誰にも気付かれずに亡くなった人の末路は辛いものがあります。
実際の現場の写真が紹介されており、かなり生々しいものがある為、誰にでもオススメしたりはしません。教養を広く身につけたいと思う人は、読んでみるといいと思います。
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