干支暦をみてみよう!その日の干支暦はどうやってみる?
こんばんは!カゴです。
前回は「干支と書いてかんしと読む」
ということをお話いたしました。
太陽の数を数えた「干」と、時の流れを表した「支」。
この2つをガッチャンコと
一緒にしたものを「干支(かんし)」と呼ぶというお話でしたね。
干は甲、乙、丙・・・・というもので、
支は子、丑、寅・・・・というものですが、
この2つをガッチャンコすると、
甲子、乙丑、丙寅・・・・となるわけです。
単純に一緒になっているのがわかるでしょうか。
これが干支というもので、
この組み合わせが全部で60個あるため、
【六十干支】(ろくじっかんし、ろくじゅっかんし)と呼ばれます。
そして、この干支を使って作る暦(こよみ)を
【干支暦(かんしれき)】といいます。
今回は少し、干支暦というものを見てみましょう。
干支暦を見る前に・・・・
干支暦を見せる前に基本的なことを書いておきます。
年には年の干支があり、
月にも月の干支があり、
そして日にも日の干支がある、ということです。
年の干支は、1年経てば移ります。
月の干支は、1ヶ月経てば移ります。
日の干支は、1日経てば移ります。つまり、毎日干支は移り動いているんです。
それを分かった上で、実際に干支暦を見てみましょう。
干支暦はこんな感じ
実際の干支暦というものはこうなっています。
今回は見本として、太玄社出版
『カラー版 風水・擇日・奇門 万年暦【増補改訂版】 山道帰一著』
から引用という形で掲載させていただきます。
こういうものが100年分とか載っている本を万年暦と言います。
万年暦といっても、実際には100~140年程度です。
こちらは140年分ですね。
いちおう、本を買わずとも、
ネットで探すことはできます。
2023年2月5日の干支暦をみてみよう
ここからは、例として
2023年2月5日の干支暦をみてみましょう。
2023年の欄をみてみると、
癸卯と書かれてあります。
これは年の干支は【癸卯】(みずのとう)ということです。
これを癸卯年といいます。
2月の欄をみてみると、
甲寅と書かれてあります。
これは月の干支は【甲寅】(きのえとら)ということです。
少し下にいって新暦5の欄(農暦が1/15とある)をみてみましょう。
ここには甲午と書かれてあります。
これは日の干支は【甲午】(きのえうま)ということです。
これらを合わせてみると、
2023年2月5日は、
癸卯年、甲寅月、甲午日
となります。
これが干支でみる暦です。
干支は同じものが重なるときもある
さて、甲午から少し下にいくと、
年と同じ【癸卯】があるのがわかるでしょうか。
年も、月も、日も、
すべて同じ干支を使います。
ですから、同じものが並ぶこともあるんです。
中には、年、月、日、
すべて同じ干支が並ぶこともあります。
けっこうレアです。
これが干支暦です。数字ではなく、干支で作られた暦ですね。
普段の生活においては
数字の方が見やすいし分かりやすいので干支は使いません。
その辺のカレンダーには干支は全く書いてないでしょう。
しかし、四柱推命などの占いでは、この干支暦を使います。
その理由などはまたいずれお話するとして、
次回は、干支の中の【干】を、もう少しみていきたいと思います。
カゴ