干支とは~読み方は「えと」じゃないよ

こんにちは!カゴです。

前回はかんたんに四柱推命について書きました。
今回は、四柱推命において
もっとも基本となる【干支】
について書いていきますね。

「干支」という文字をみたら、
多くの人は「えと」と読むかもしれません。

今年2022年の干支は「寅(トラ)」でした。
来年2023年は「卯(うさぎ)」ですね。

しかし!
四柱推命における干支は、
こんな単純な話ではないのです。

干支は「かんし」

干支と書いてかんしと読みます。

干支という文字をみて、つい
「かんし」と読んでしまうのは、
四柱推命鑑定士あるあるではないでしょうか笑

この干支(かんし)ですが、実は二つの言葉がくっついてできています。
それは、【干】と【支】です。

干とは?

干(かん)とは、
数字を数えるために生まれた
10個の文字です。

そのため【十干(じっかん)】
と呼ばれます。

その昔カレンダーもない頃、
太陽が出てくる回数を
指折り数えていたと言われています。

指は合計10本なので、文字も10個できたのでしょう。

一つ目の太陽が出てくれば1の太陽、
二つ目の太陽が出てくれば2の太陽
という具合に、これを文字で表していたのです。

十干という言葉を聞いたことがなくても、
甲、乙、丙(こう、おつ、へい)という言葉や、
「甲乙つけがたい」なんていう慣用句を
聞いたことはあるでしょう。

これが十干です。

支とは?

支(し)は方角を表すのに使われていました。

地球は太陽の周りを1年かけて周ります。
それに対して木星は12年かかるのです。

昔の人はこの木星に特別な意味を見出しました。
そして、12個の文字を生み出し、
方角を表したり、時の流れを表すことに
使われるようになったのです。

この12個の支を【十二支】と呼びます。

子、丑、寅(ね、うし、とら)という
聞き慣れたやつですね。

この干と支を
組み合わせて数えるようになったのが
干支(かんし)です。


太陽の数を数えた干。

時の流れを表した支。

いつしかこの二つは出会い、
干支となって、今でも語り継がれるようになりました。

この干支を使って作るカレンダーを
干支暦(かんしれき)】と言います。

次回は、干支暦がどんなものになっているか、みていきましょう。

カゴ

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