音源レビュー SEQUENCE2/SOL
どうも、鍵山です。
さて今回なのですが、アイドル音源レビュー第二弾をやっていこうと思います。
で、何をレビューしていくかと言うと、まあタイトル通りですね。
第一弾でKolokolと来たらSOL。
メンバー同士仲が良いというのもあって両グループとも好きだった人も多いのではないじゃないでしょうか。
その中でも特に私が好きな曲が多く入っているこちらの音源をレビューしていこうと思います。
SEQUENCE2/SOL
NEO JAPONISMもプロデュースしている加藤颯氏が手掛けていたアイドル。
この頃は英莉、こはる、ゆうり、雪季、かすみの5人編成となっています。
"シネマティックエンターテイメントクルー"というコンセプトを掲げていたSOL。
そのコンセプト通り壮大でもあり、高揚感のある曲が中心。
開幕から神秘性を感じさせるイントロの「Caelestis.」からスタート。
4つ打ちのリズムに透き通ったシンセが吹いていくイメージ。ドラムが地味に激しいのが好み。
更に特筆すべきは、サビで突き抜ける英莉さんの超低音から高音に抜けるファルセット。
とにかく英莉さんの凄く歌唱力が高いんですよ。
王道アイドルチューンながらどこか切なさを感じさせる「夏の魔法」、早口に掛け合いを重ねていくAメロが印象的な「行かないで!サマー」と夏曲が続き温度感を保ったまま「アサキユメミシ」へと続く。
この「アサキユメミシ」が9mm Parabellum Bulletなどみたいな、00年代ロキノン系を彷彿とさせるじめっとした踊れるロックチューンとなっており、個人的には1番好み。
特にサビの「色は匂えど散りぬるを全ては藍色に」の圧巻の英莉さんの歌唱の後の「今導かれる〜」のこはるさんの可愛いくてどこか消え入りそうなほど儚げな歌声がツボ。
最後はバンドサウンドの力強さと、アイドルの爽やかさが同居した「トロイメライ」でシネマティックな世界は終わります。
総括
全体を通してかなりかなりバンドサウンドが効いているなと感じた作品。
そこにどこか儚さを感じさせる空気感も感じさせてきました。
「アイドルは儚いからこそ尊い。」
今振り返ってみると、SOLはまさにそれを体現していたのかもしれないです。
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