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「唯我独尊」のすすめ

◆「天上天下唯我独尊」(釈尊)

 仏教の祖、釈尊は、生まれた直後に七歩歩いて、右手で天を指し、左手で地を指して、この言葉を仰ったと言われています。
 
 この言葉は、「自己中心」や「傍若無人」を揶揄する言葉として誤用されることもありますが、本来は「天の上にも天の下にも、ただ、人として果たせる尊い使命がある。自分自身の中に宿る力を、深く信じよ」ということを教えている言葉です。
 
 私たちはみんな、それぞれが天から授かった大切な命です。そして、その命を全うする尊い使命が、すでに備わっているのだということ。
 
 それでは、そのすでに備わっている使命とは、どんなものなのでしょう。
 
 その答えは、私たちの内側にしかありません。そして、それを探求する旅路も、個々人が、自分の足で踏み入れていくしかありません。

 自分自身の中に宿る力を信じて、「唯我独尊」的な豊かな人生を歩んで参りましょう。


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