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「松本城」 ~国宝の漆黒の天守~(日本100名城No.29)

 長野県の松本城を訪れました。

松本城は、戦国時代に造られた深志城が始まりで、信濃守護の小笠原氏により造られました。

 その後、甲斐の武田信玄が小笠原長時を追い、信濃支配の拠点としましたが、1582年、小笠原貞慶が、本能寺の変の動乱に乗じて深志城を回復し、名を松本城と改めました。

 1590年の豊臣秀吉による小田原征伐の結果、徳川家の関東移封が行われ、当時の松本城主小笠原秀政が下総古河へと移り、代わりに石川数正を松本城に封じました。

石川数正は、三河古来の徳川家臣団の宿老でしたが、小牧・長久手の戦い後、豊臣側に出奔した人物で、息子の康長とともに、天守を始め、城郭・城下町の整備を行いました。

 松本城の天守は、国宝に指定された5城(他は姫路城、犬山城、彦根城、松江城)の中で最古のもので、黒と白のコントラストが見事な景観です。

日本百名城 No.29

■アクセス■
・JR松本駅から、徒歩20分

■料金■
・700円

「ツツジと松本城」
「堀に写る松本城」
「天守閣から美ヶ原方面」
「櫓から新緑」
「松本城スタンプ」

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