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「沼田城」 ~北関東の真田氏の居城~ [続日本100名城No.116]

 群馬県の沼田城を訪れました。

 沼田城は、戦国時代には沼田氏の居城として、江戸時代には真田氏の居城として知られています。

 沼田は北関東の要衝であり、軍事上の重要拠点として上杉氏・北条氏・武田氏といった諸勢力の争奪戦の的となっていました。

 豊臣秀吉による小田原征伐の後は、真田昌幸の長男・真田信幸の居城となり、当時の関東の城としては最大規模であった5重5階の天守が築かれました。

 現在は沼田公園として整備されており、西櫓台と石垣、さらに本丸堀の一部がわずかに残っています。

 本丸跡には鐘楼が建設され、信幸の長男、真田信吉が鋳造させた城鐘が釣り下げられています。

 また、信幸の妻であり徳川四天王・本多忠勝の娘でもある小松姫が「たとえ舅であっても敵である」と、「関ケ原の戦い」で敵対することになった義父・昌幸を追い返したという逸話があるのもこの城です。

■アクセス■
・JR沼田駅から、徒歩約30分

■料金■
・無料
  スタンプは、観光案内所にあります。

「沼田城本丸跡の鐘楼」
「沼田城石垣」
「真田信幸像」
「沼田城案内」
「沼田城」スタンプ


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