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「岸和田城」 ~楠木正成時代からのお城~ [続日本100名城No.161]

 南海電車の岸和田駅から、徒歩15分。車窓からも見える岸和田城は、楠木正成時代からのお城です。

 伝承によれば、楠木正成の一族、和田高家が築いたとされており、当時、「岸」と呼ばれていた当地に和田氏が城を築いたことにより、「岸和田」となったとか。

 室町時代は、細川氏、戦国時代は、三好氏、織田氏と主が代わり、豊臣秀吉の時代には、根来寺焼き討ちの本拠として重要な役割を果たし、根来攻めの終結と同時に、秀吉の家臣である小出秀政が城主となりました。

 江戸時代には、大坂冬の陣の松平信吉から、1631年からは岡部氏が入城し、明治まで岡部氏13代の居城となりました。

 天守の下には、国指定名勝の「八陣の庭」があり、石庭が美しいです。

■アクセス■
・南海岸和田駅から、徒歩15分(特急停車駅)
  蛸地蔵駅から、徒歩7分(普通電車のみ)

■料金■
・300円 
  スタンプは、天守閣チケット売り場にあります。

「堀と岸和田城」
「八陣の庭」
「天守閣から金剛山」
「岸和田城」スタンプ


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