見出し画像

「津城」 ~藤堂高虎築城の城~ [続日本100名城152] 

三重県の県庁所在地である津には、津城跡があります。

1580年、織田信長の弟である信包が築き、以後、津は城下町として発展してきました。

1611年、江戸時代に入り、藤堂高虎が伊予の今治から移封、 大規模な改修を行い、北側の石塁を高く積み直し、その東北と西北の両すみに三重の櫓をつくりました。

 さらに高虎は、参宮街道を城下に引き入れ、城の東に堀川を切り開いたりして津の基礎づくりを行いました。

2代藩主高次はそれをもとに城下を整備し、明治維新まで津は32万石の城下町として栄えてきました。

 明治になっても町はほとんど旧城下町のままでしたが、明治の終わり頃になって外堀が埋められ、 新しい道や町が作られるようになってきました。

 現在では、本丸・西の丸・内堀の一部を残すのみとなりましたが、 復興された角櫓の三層の白壁に老松がはえ、苔むす石垣とともに昔を偲ぶことができます。

■アクセス■
・近鉄津新町駅から、徒歩15分

■料金■
・無料
  スタンプは、高山神社社務所にあります。

「藤堂高虎像」
「津城公園の庭」
「高山神社」
「津城スタンプ」

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?