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「恵まれているものに心を寄せる」

「恵まれているものに心を寄せる」

◆「我々は自分に備わっているものをほとんど顧慮せずに、いつも欠けているものについて考える」(ショーペンハウアー)
 "We seldom think of what we have but always of what we lack." by Schopenhauer

 私たちは、「無いもの」につい意識が向いてしまって、すでに「あるもの」を軽視しがちですね。

 この習性のおかげで、様々な発見や発明ができたのかもしれませんが、「無いもの」ばかり意識していると、常に心が満たされません。

 そんな時、自分が持っている、信じがたい「財産」に心を寄せてみるだけで、感謝の気持ちに浸ることができます。

 朝、目覚めたこと、目が見えること、音が聞こえること、家族がいること... 

 毎朝、自分が持っている、素晴らしい「財産」について数え上げてみましょう。

◆「靴がないとしょげていた 両足もがれたその人に 通りで出会うその前は」


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