入ろうか… 入るのよそうかな？ よすんかぃっ！
電車の窓から見つけて 気になったので降りて来ました、 とお客様。 新幹線、在来線、天浜線 いずれの電車も眺めていたけれど まさか見られていたとは…
口元がウズウズするくらい 教えたいのに 誰にも知られたくない そんな自分だけの拠り所。
かつては賑わったやきとり街も 今では寿命とご時世に翻弄されて ポツンと一軒。
最近タイマーを ポチったと言うお客様。 とても自炊するようには 見えない方でしたので いよいよ料理に目覚めたのかと 驚きを隠せないﾜﾀｸｼでした。 「へぇ～、で、何作るの？」 のﾜﾀｸｼの問いかけに照れながら 「そんな、ちゃんとしたのじゃなくて ホント、簡単に測れるヤツだから。 ピッと押すだけだから」と。 それ以外に何か機能があったかな？ と思いながら次の言葉を待っていると 「カップラーメン食べる時に あると便利かなと思って」と。 カップラーメンかーーーいっ！ ま、何
かれこれ10年くらい前から ガタがきている食器棚を 使っておりましたが、 この度ご縁あって新調しました。 某お客様がそれをジーッと見つめ、 「え(ゆ)がんでるねぇ、 右上の開き戸が少し下がってて 左下の開き戸が少し上がってますね」 と。 「え!? そ、そぉかな？」 真ん前に突っ立っているﾜﾀｸｼは しゃがんでよ～く見ると…確かに！ が、しかし どちらも1mmあるかないかのズレ。 イ チ ミ リ 👀!! そこの位置からわかるんですかっ!? 流石は某お客様、現役引退されて
ご覧になった方がさぞや多かったであろう今回の月蝕。天候条件に恵まれ神秘的で幻想的なひとときでしたね。 月蝕始まりの頃、たん下ご注文のお客様はカリカリのしっかり焼きご要望でしたので、網に乗せて放置。月に重なる地球の影を見ることが出来ました。 乱視のﾜﾀｸｼは、わざわざメガネを取りに戻り改めて見直す余裕もあり、同じく乱視のお客様に貸し出し、互いに「ぅおぉ～～～！」と感動を分かち合いました。 先に席に戻られた初めてご来店のお客様が、「女将さーん、煙 け む り ！ 大丈夫？」
僕が初めて来た時にね、 おでんの大根が すごく美味しかったんだよ。 また食べたいなと思ってね。 で、おでんいつから？ と過日のお客様。 今季おでんはどうしようか？ 地味に手間がかかる大根は やめようかどうしようか？ 思いあぐねてる時に そんなこと言われてしまったら やるしかないじゃないですか！ 今季渋々(笑)始めました。 おひとつ100円ですが、 みっつからの承りで 「大根と大根と大根」のご注文。 召し上がりながら 『実は昨年急死した 家内の味に似てて…』と 両目からポ
折角だから何かふるさとのものを、 新潟らしいもの、 津南らしいものを置いたらどうか？ というお客様の提案は、 お店を始めてからずっと、ずーっと 頭の片隅に留めてあることの ひとつです。 日本全国各地、 使う食材は多少違えど 似たような料理は存在します。 母を思い、父を思い 叔父や伯父、叔母や伯母を思い あの時食べたっけな、とか あの頃は確か…と思いを馳せながら 作る側としては とても充実した時を過ごせて 楽しいのですけれど。 食べてくださるお客様と 思いの共有はなかなか難
掛川に来て驚いたもののひとつに 茹で落花生があります。 カリッと美味しい落花生、 ポリポリやめられない止まらない ピーナッツをなぜ？ 何故に湿気たものを食べるのか?? 『騙されたと思って食べてみ』 の言葉に恐る恐る口にして 初めは違和感だったのに 口にする度後を引くこの矛盾。 気付いた時は虜になっていました(笑) その落花生を学校給食では 煮豆の大豆代用で 作るではありませんか！ これが旨いのなんの、 無類の豆好きのﾜﾀｸｼといたしましては 見逃せません！ 今が旬の落
ふるさとの余韻に浸りたい と言った先日その日になんと、 新潟ご出身のお客様がお二人みえ、 大学のスキー合宿で マウンテンパーク津南へ 行ったことがあるというお客様含め 三人もお立ち寄りくださいました。 強く思えば引き寄せるもの なんでしょうか？ ま、たまたまでしょうけれど。 新潟ご出身のお客様お一人は 以前当店お立ち寄り後 一階のスナックへ行かれ そこでﾜﾀｸｼが新潟出身と聞き 再訪してくださったとのこと。 あぁ、どおりで。 お客様に対するなんとなく気になる この感じは
お酒を呑み過ぎるとつい 乗り過ごしてしまうことが あるというお客様。 新幹線の揺れ具合や 傾き具合、スピードで どの辺りを走っているか わかるというマニアック。 どんだけ通勤しているのか？ 毎日お疲れ様です。 そんな気持ちでお話を伺っていると、 小さい頃から電車が大好きで 好き過ぎて 職業にしてしまったのだとか。 このスピードなら◯分後に◯駅 というのが身に付いてて 車で走っている時も ◯分後は次のサービスエリアに 着くから時計見ててと 助手席の彼女に 話しかけるのだそ
過日のお話です。 カウンターの下で何やら ゴソゴソしておられたお客様が おもむろに差し出されたのは 『チョコバット』 有名なお菓子で レモンバージョンは稀なのだとか。 うまい棒みたいなものかと思ったら レモンケーキをチョコでコーティング した感じで結構美味しかったです。 実は箱買いしたと 箱ごと見せてくださった時は 吹き出してしまいました。 駄菓子屋で育った世代には 堪らなく懐かしのでしょうね。 大きくなっての大人買いが 妙に微笑ましかったです。 鷲掴みにしてお裾分
ポニーテール禁止の学校が あるんだってね。 ウナジが欲情をそそる、 それがいけないとか？ とお客様。 そう言えばネットで話題になってたの チラッと見かけましたよと応じると、 我々中高年にしてみれば セーラー服それ事態が 欲情をそそられるんだよ、と。 意外な展開に 吹き出してしまいました。 そのうちセーラー服禁止なんて事が あり得る世の中ですね。
「真鯛食べますか？」と聞かれて 手のひらサイズより ちょっと大きめを想像しながら 「食べる食べる」って 即答したのですが、 まさかこんなにどデカイとは…😱 刃渡り15cmの出刃包丁と並べて ゆうに50cmはあるのでは？ 押し入れにしまいこんだ出刃包丁を いそいそと引っ張り出したら 錆びているではありませんか！ 魚を捌く前の包丁砥からやりました(^^; 昔々鰹を捌いて以来のお目見えです。 そうそう、 鰹は捌いてる途中で 気持ち悪くなって、 何とか最後までやり終えたものの
たった今、 放射線治療が終わったって かみさんからメールが来た、 とお客様。 なんてお答えしてよいのやら？ あ、そうでしたか。大変でしたね。 と言うのが精一杯でした。 七年目だそうです。 五年、七年が区切りだと 亡き父の頃を思い浮かべていました。 最初に手術する時に 一緒に坊主になろうって、 丸めてからずっと俺 楽だから坊主のまんまにしてる。 かみさんは勿論普通に今は長いよ、 と笑うお客様に 胸がギュッとなりました。 人の優しさに触れる時 幸せだなぁって思うのです。
