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日本選手権に向けて2 JR東日本-日立製作所 関東選抜リーグ戦・後期

22024.8.14 埼玉県営大宮公園野球場での関東選抜リーグ戦・後期 JR東日本5-1NTT東日本(6回裏降雨により試合中止)の観戦レポートです。

【J】小谷野、市川、古谷-岩本
【日】多間、渡部、田川-鮎ヶ瀬
【三】海崎(J)
【ニ】松下、谷内(日)海崎、高橋(J)

<得点経過>
【1回表・JR東日本】
1死後海崎スリーベース、続く菅田の犠飛で海崎生還、1点先制。1-0。
【3回表・JR東日本】
2死後山内四球、続く海崎のツーベースで山内生還、1点追加。なおも2死2塁。菅田のセンター前ヒットで海崎生還、1点追加。合計2点。3-0。
【4回表・JR東日本】
先頭の高橋ツーベースで無死2塁。1死後栗林のレフト前ヒットで1死1,3塁。大城の犠飛で髙橋生還、1点追加。なおも2死1塁。篠田のレフト前ヒットで2死1,2塁。岩本のセンター前ヒットで栗林生還、1点追加。合計2点。5-0。
【5回裏・日立製作所】
1死後山下センター前ヒット。1死後谷内のツーベースで山下生還、1点返す。5-1。

JR東日本

古谷野 楽夕 投手(日本大-日本大 184/84 右・右)

130キロ後半~140キロ前半の直球、スライダー、ツーシーム、スプリットなどを投げます。
しなやかに腕を振ってキレのある直球と変化球をアウトコースに出し入れして打ち取ります。制球が良く相変わらずの安定感です。日本選手権最終予選突破に向けてこの投手の活躍が不可欠ですね。

先発で4回、2安打、1三振、1四球、0失点。


海崎 雄太 内野手(埼玉栄-法政大 178/81 右・左)

リストの強いスイングで球の捕えがいい選手です。長打が打てますし打線の中心として活躍が期待されます。

2番ショートで3-2(三塁打1、二塁打1、打点1)。


菅田 大介 内野手(京都共栄学園-奈良学園大 187/90 左・左)

大型選手ですが、変化球で崩されても拾ってヒットにできるバットコントロールが光ります。器用さを活かしてヒットを量産して欲しいですね。

3番DHで2-1(単打1、犠飛1、打点2、三振1)。


髙橋 隆慶 内野手(明秀日立-中央大 186/92 右・右)

腕っぷしが強くフォロースルーの大きいスイングが目を引きます。右手でしっかり捕まえて長打が打てる選手です。中軸に定着できるでしょうか。

4番サードで3-1(二塁打1)。


JR東日本は第四代表で臨んだ都市対抗本戦で1回戦敗退(西濃運輸に5-6)。戦力の高いチームだけに不本意な結果だったでしょう。
日本選手権に向けて高橋、栗林ら野手での新戦力が台頭してきていますし、投手陣の層も厚いので、予選を突破すれば本戦でも上位進出は十分あるでしょう。


日立製作所

多間 隼介 投手(北海-桜美林大 170/70 左・左)

120キロ後半~130キロ前半の直球、スライダー、カットなどを投げます。
テークバックが小さく球の出どころが見づらい投手です。球速はありませんがキレの良い直球と変化球のコンビネーションで打ち取ります。

先発して3回2/3、5安打、2三振、1四球、5失点。


渡部 雄大 投手(東海大甲府-東海大札幌キャンパス 180/78 左・左)

120キロ中盤~130キロ前半の直球、カーブ、ツーシーム、チェンジアップなどを投げます。
直球、変化球のコンビネーションで打たせて取る投手です。

リリーフで1回1/3、2安打、1三振、0四球、0失点。


田川 賢吾 投手(高知中央-東京ヤクルト 189/92 右・左)

140キロ前半~中盤の直球、ツーシームを投げます。
力のある直球が目を引きます。この投手はもう少し観てみたかったです。

リリーフで1回、1安打、1三振、2四球、0失点。


松下 豪佑 外野手(佼成学園-武蔵大 178/80 左・左) 

社会人になってからは初めて観ることができました。
ミート力は相変わらずで球の捕えの良さが目を引きます。甘い球は長打にするパンチ力もあります。大学時代から期待していた選手ですし、今後が楽しみです。

1番レフトで3-2(二塁打1、単打1、三振1)。


日立製作所は2年続けて都市対抗本戦を逃してチームの立て直しをしている途中でしょうか。かなり選手が若返っているように思います。
日本選手権に向けては投打で中心になる選手が出てきて欲しいですね。



記録は手元の集計のため公式記録と異なる場合があります。

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