【DTM Tips】イコライザーでQ幅を極限まで狭めることで要らない音域を消す
以前Twitterにも動画で投稿した内容にはなるのですが、noteにも改めて書いてみます。
はじめに
打ち込み作業を行なっている際、主にシンセサイザー系の音でこんなシーンに遭遇することがあります。
なんか、Supersaw系のシンセの高音域(5kHz以上)がジャキジャキしてうるさく感じる
効果音系の音を作成してみたが、特定の周波数だけ異様に大きい
裏でうっすら特定の音域でサイン派みたいな音が聞こえる
そういう時はイコライザーの出番です。
使うイコライザーに関しては正直なんでも良いです。
やり方
音が気になるトラックに、Q幅を極限まで狭くしたイコライザを1つ適用します。
その後Q幅を極限まで狭めて、GAINを+12.00dB以上上げた時に「露骨に嫌な音・不要な音がする箇所」を探します。
※この時、一旦ヘッドホンなりスピーカーなりの音量は下げて作業した方が良いです。お察しの通りですが突然メチャクチャデカい音が鳴ります。
「ここだ!」という場所が見つかったら、音に極端に影響が出ない範囲内で
そのままGAINを-12.00dB以上下げてしまいましょう。
必要に応じて、この作業を他の周波数でも行なってください。
この状態でバイパスのオンオフを切り替えてみると、かなり劇的に音が変わるはずです。
(特に、バイパスオンの状態が違和感を覚えるレベルになると思います……)
シンプルではありますが、間違いなく効果アリなので是非活用してみてください。
あと元のTwitterの動画を載せておきますので、「実際にやるとどうなるのか?」を手っ取り早く知りたい方はご確認ください。
実際にやってみた動画
以上、快適なDTMライフを……!
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