役不足

この2文を考える

「『新人の僕にはその仕事は役不足です』と彼は言った」
「『僕にはその仕事は役不足です』と新人の彼は言った」

「新人の」が発言の中にあるか否かの違いであるが、この二文の明確の違いは、
前者は「役不足」を誤用の意味でか取ることができないが、後者はや役不足を誤用の意味でも正しい意味でも取ることができることである。
正しい意味で取ろうとした場合、前者は「新人の」と与えられた役が不当に低いことが矛盾してしまうが、
後者の場合、「新人が不遜にも舐めたような仕事を与えられていると思っている」という意味で解釈することもできる。

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