ボドミン Wayfinder Bestiary#20

ボドミン BODMIN

パンサーほどの大きなこの緑がかった灰色の猫は、静かな一歩ごとに霧の跡ができる。

ボドミン CR 3 BODMIN

XP 800
中立/中型サイズの魔獣
イニシアチブ +4;感覚 暗視60フィート、霧視、夜目、鋭敏嗅覚;〈知覚〉+5

防御

AC 16、接触 14、立ちすくみ 12(+2外皮、+4【敏】)
HP 30(4d10+8)
頑健 +6、反応 +8、意志 +2

攻撃

移動速度 40フィート
近接 噛みつき+8(1d6+3、加えてつかみ)、爪×2 +5(1d3+3)
特殊攻撃 飛びかかり、引っかき(爪×2 +8、1d3+3)
擬似呪文能力(術者レベル2レベル;精神集中+0)
回数無制限—オブスキュアリング・ミスト

一般データ

【筋】16、【敏】19、【耐】15、【知】5、【判】13、【魅】6
基本攻撃 +4;CMB +7(+11組みつき);CMD 21(25 対足払い)
特技 《技能熟練:隠密》、《武器の妙技》
技能 〈軽業〉+8、〈知覚〉+5、〈隠密〉+11(+15沼地では)、〈水泳〉+7;種族修正 +4 沼地での〈隠密〉
言語 森語(話せない)

生態

出現環境 沼地
編成 単体、番
宝物 なし

特殊能力

霧視(超常)/Fog Vision:ボドミンは霧や霞の状態で完全に見ることができる。これはオブスキュアリング・ミストによって作成されたものを含む。

 ファントム・キャットとも呼ばれるボドミンは、サンドポイント郊外の沼地を彷徨く。彼らは魔法を使って、大群の獲物を混乱させてから、弱った獲物を遅い引きずり出す。ボドミンは小さな獲物と野良羊を好むが、捕まえることができる獰猛な縄張り無いにいるほぼすべてのものを食べる。雄は短いあごひげのような鬣があり識別できる。
 ボドミンは野生的な知性を持っており、より強力なクリーチャーを避ける。ただしクリーチャーが不幸をもたらすと信じられているボドミンを積極的に狩るボガードは例外である。2体のクリーチャーはほぼ目の前でお互いを攻撃する。
 ボドミンはヴァリシア湾近くにあるムシュフェンス周辺で最もよく見られる。何世代にも渡る獣は、肉食動物と獲物の両方に発見されないように隠密さと狡猾さを発達させることで、沼地のボガードによる狩猟から生き延びてきた。そのためムシュフェンスのボドミンは特に危険な脅威となっている。ボガードはモボゴを恐ろしいカエルの女神Goguntaの長子とみなしているが、ボドミンは化身と化した死の霊とみなしていると言われている。
 その高いレベルの知性と獰猛な獲物への衝動は、ボドミンを狩猟用動物やガードとして訓練したり飼育したりすることを難しくする。しかし特に意志が強く強力な動物の調教者は今でも調教しようとしているが、クリーチャーの親や他のプライドの高い仲間がボドミンを探しに来ないという確信がある限り、幼いボドミンに光学の報酬を支払う。適切に訓練されたボドミンは非常に価値があるが、その子を取り戻すためにクリーチャーの家族やってきた後で硬貨を使うものは少数だろう。
 ボドミンは体長4.5フィート、体重140ポンドである。

ボドミンの変異種 Variant Bodmins

 Lost Coastに沿って、人々は何世代にも渡って特に強力で知的なボドミンの話をしてきた。興味深い話のいくつかは、特別なまたはユニークな特性を開発した特定のボドミンに関連している。このクリーチャーの一部やその子孫がまだ生きているかもしれない。
アイテイカー/Eye-taker(アドヴァンスド・フィーンディッシュ・ボドミン、CR 6):リックトード・ゴブリン/Licktoad goblinはかつてBrinestump Marshで忍び寄っていた夜黒のレオパードのような獣について話す。このクリーチャーはゴブリンの狩猟隊を全滅させ、犠牲者の頭蓋骨から目玉を食べ、他に何も手を付けないことで知られていた。リックトードの伝説によると、部族のシャーマンがゴブリンの英雄神Hagredashのちからを呼び起こし、このクリーチャーを殺害したがと言われているが、時折ゴブリンやその他のクリーチャーの深い爪痕に覆われ、目がない遺体が沼地に転がっているのが発見される。
ジ・ウィスパーウッド・ビースト/The Whisperwood Beast(大型のアドヴァンスド・ボドミン、CR 5):囁き森の沼地の近くの地元住民は、ゴブリン・ドッグ、ウルフ、ウォーグが沼の脅威であることを知っているが、多くの人はそこで発生する最も厄介な死の原因は巨大なボドミンであると信じている。しかしクリーチャーはとらえどころがなく、存在することさえ信じることを拒否している者もいる。

By Dustin James Nelson (Wayfinder #7) with additional setting material by Paris Crenshaw
Art by Dustin James Nelson


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