TRPG初心者対応とは その4

初心者対応を始めたときに陥りやすいものとして
「初心者は楽しめるだろうか」
である。
初心者を楽しませるより、目の前のプレイヤーを楽しませる方が良い。
表裏一体であるが、「これをやれば熟練のプレイヤーは楽しめる」は「これをやれば初心者は楽しめる」っていう考えに至りやすい。

これはセッションの最終的な目的が何なのかによる。

「このゲームのプレイヤーを増やしたい」のか「自分が所属しているコミュニティを維持したい」のかである。
「このゲームのプレイヤーを増やしたい」場合、やりたいことはゲームの普及である。
なので、ゲームの初心者を招くことに注意をする。相手が自分と遊べなくても、そのゲームを遊んでくれれば良い。

「自分が所属しているコミュニティを維持したい」場合、今目の前にいる相手と
もう一度自分と遊んでくれるかに注意をする。
この考え、相互に理解されずに揉める。

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