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丁度良い明るさというより 丁度良い暗さという観点

心地よい空間のイメージは
明るい所でしょうか
暗い所でしょうか

明るいことと暗いところの境目は
どこにあるのでしょうか
答えはありません

人の感覚の問題だからです

人の素直な感覚は主に
経験や思い出など
過去にあることが起因しています

それを他の人から断定することは
出来ないと考えています
しかし断定はできなくとも
寄り添い共感することはできます

例えば心地よい空間を考える時に
心地良さとは何かを教えてもらいます

「薄暗くて落ち着く空間」

この時に
明るい空間が心地よいと思う聴き手の場合
何故薄暗いことが心地良いのかと疑問が生まれます

明るいことで安心感を得て気持ちも明るくなり
心地よい空間になるのではないか
なのに何故薄暗いと落ち着くのか

この何故と思う要素に個性があり
追求すべきポイントがあります

薄暗いと落ち着く経験が過去にあったとすれば
その経験は薄暗くてどんな空間なのか
またその時どんなことをして落ち着いているのか

人の個性は無数にあります

丁度良い明るさはどのくらいか聞くだけではなく
丁度良い暗さはどのくらいか聞くことが出来る
柔軟な選択肢を持つ人が増えたら良い

そう私は思います

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