こう/陰錆 kagesabi

考えたコトって少し経つと薄れたり消えたりしますよね そんな尊い記憶の陰や忘れ去られた錆…

こう/陰錆 kagesabi

考えたコトって少し経つと薄れたり消えたりしますよね そんな尊い記憶の陰や忘れ去られた錆の様な考えたコトを 深掘りしてコラムにしています ここは私の頭の中そのものです 家づくりのサポートをしたり 自然の中に居たりします

マガジン

  • 陰錆kagesabi

    暗がりと比喩的表現の錆。 朽ちる音は生まれる音。 陰錆kagesabiの思想の奥深く

  • grow.house/住まい暮らし

    住まい暮らしの一コマを創造する 感覚や思想のマガジン

  • 哲学的思想×短編小説/陰錆kagesabi

    人が歩む上での迷い悩み 立ち止まり考え答えに辿りつく人のインサイトの物語 conceptやvisionを考え プロジェクトを導くセルフブランド「陰錆kagesabi」の思想 暗がりと比喩的表現の錆。 朽ちる音は生まれる音。 在る事の豊かさを客観的に見る活動の根幹に在る思想を 小さな物語として発信しています 本作品はAI技術を使用しています

最近の記事

他を豊かに 自分の物差しだけでは足りない 新しい知見を仕入れていく

他者の人生を豊かにするというグラデーション 私の中で、最近一つの変化が起きている。それは、自分の人生を豊かにするという個人的な思想が、少しずつ他人の人生を豊かにすることへとシフトしつつあることだ。この変化は、まるで色が徐々に変わるグラデーションのように自然な流れで訪れた。自分を理解し、表現することが、他者にとって新しい知見となり、その過程で他者のクリエイションが豊かになるという評価をもらったことが、この変化を導いた要因だと感じている。 もともと、自分の人生をより豊かにする

    • 批判的な意見を理解しつつ 視点を変え肯定的な意見を持つ 手間やコストのかかる建築から

      建築物と視点の変化 自然素材がもたらす新たな価値 1. 自然素材と地域文化が織りなす建築 私が見たとある建築物は、地域の自然素材を活かしたもので、そこにはその土地の文化や風土が反映されていた。たとえば、蕎麦が有名な地域では、蕎麦を入れるザルを連想させる照明器具が設置されていた。このザルには根曲がり竹が使われており、地域特有の素材を使用することで、その建築は単なる建物以上に、その土地に根ざしたストーリーを語っている。 また、地域で取れる石を使った建物もある。外装や内装に至

      • 焦りもなくだらけたスポーツの様な人生からの脱却 1日を大切に想い人生を大切に想う思想

        1日を大切に生きるということ 「1日を大切に生きる」というフレーズはよく耳にしますが、具体的にどうすればそうできるのか、ふと考えることがありませんか? 朝7時に起きて1日の始まりを迎え、そこからは出社し、仕事をこなし、夜8時に家に帰る。そして、ご飯を食べてリラックスする時間も取れぬ間に、気づけば夜11時。スマホをいじり、何気なく時間を消費しているうちに0時を過ぎ、眠りにつく。 このサイクルが繰り返される中で、「1日を大切に生きている」と言えるでしょうか?答えは曖昧で、何

        • 時代の流れ 社会の変化 住まいの在り方に決まりは無い

          「時代の流れと住まい方の変化:個々の暮らしを豊かにするための柔軟な選択と健康への影響」 住まいを考える際、私たちはしばしば職場へのアクセスや生活の利便性を基準にします。職場から近い、実家から近い、子供の学校やスーパー、駅に近い――こういった「便利さ」を重視して選ぶケースは多いでしょう。一方で、山や海、川の近く、あるいは思い出のある美しい景色が望める場所など、感性を刺激する要素を基に検討することもあります。しかし、この逆もまた然り。自然災害を懸念して、むしろ自然から距離を置く

        他を豊かに 自分の物差しだけでは足りない 新しい知見を仕入れていく

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        • 陰錆kagesabi
          17本
        • grow.house/住まい暮らし
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        記事

          意匠は感覚的に 性能はロジカルに 健康という終点に向かう

          豊かさの追求と健康寿命 〜住まいが与える影響〜 私たちはなぜ「人生の豊かさ」を求めるのでしょうか。それは、単なる贅沢や快適さを追い求めるためではなく、心と体の健康を守り、延いては健康寿命を伸ばすための手段ではないかと考えています。日々の充実感や心地よさの追求、快適な空間、そしてデザインへのこだわり。これらはすべて、健康で豊かに生きるために必要な要素であり、最終的には「健康」という終点に向かうものだと思うのです。 心地よさと空間の選択 住まいの中でも、例えば居間をひとつ取

          意匠は感覚的に 性能はロジカルに 健康という終点に向かう

          コンフォートゾーンの外に出た以上 二度と戻らない

          ターニングポイントと不安定さを超えて 2024年9月16日の想い 今、私は非常に不安定な状況にいる。心の中で、不安や恐怖が渦巻きながら、同時に未来に賭けている期待が混ざり合っている。けれども、この不安定さは、自分が自ら作り出したものであり、後悔や過ちといった感覚は一切ない。むしろ、これが私にとっての成長のプロセスであり、選んだ道なのだ。 多くの人にとって、コンフォートゾーンを出るという話は、物理的に安心できる場所を離れることだと思われがちだ。しかし、私にとってそれは外部的

          コンフォートゾーンの外に出た以上 二度と戻らない

          想いを繋げ想いを育み 魂を込めた場をつくる 

          「魂でつくる家づくりの本質」 家づくりの現場に携わる中で、私は一つのことを強く感じています。それは、家が完成するのは、打ち合わせの会場でもなく、ビルダーの会社でもないということ。実際に家が形を成すのは、現場です。そして、現場には大工さんや職人さんがいます。彼らの手によって、図面だけでは決して成し得ない家が築かれるのです。 図面はあくまで計画であり、実際に形になるためには大工さんの腕と心が必要です。設計図があるだけで家が完成するわけではありません。住まいは、大工さんや職人さ

          想いを繋げ想いを育み 魂を込めた場をつくる 

          花や植物の芸術から住まいづくりの視点を問う

          芸術作品に触れることで広がる住まいづくりの視点 ふと立ち寄ったギャラリーで、花や植物を使った芸術作品を目にしたとき、私は新たな感情と知見を得た。お花や植物が織りなす一見シンプルな造形は、ただ美しいだけではなく、その背後にある作者の深い想いや思想が私の心を揺さぶった。私はその瞬間、作品に共感し、これまで感じたことのない感情が心の中に生まれた。 このように、芸術作品というものには奥深さがある。それは、ただ目に見える物体の美しさや形状だけではなく、その背後にあるストーリーや思想

          花や植物の芸術から住まいづくりの視点を問う

          内面へ探求 経験を重ね 自己の本質へ向かう

          「人生とは内面への旅  自己の真実に向かう旅路」 私たちの人生は、表面的な出来事や結果に左右されることが多いように見えます。しかし、実際にはすべての経験が内面への旅路の一部です。外部での様々な体験を通じて得た知見は、私たちが自分とは何かを問いかけ、深く理解していくための鍵となります。このコラムでは、人生を「内面への旅」として捉え、その旅の中でどのように自己の真実へと向かうのかを探っていきます。 人生は内面への旅 人生とは、私たちがただ時の流れに身を委ね、偶然の中で生きて

          内面へ探求 経験を重ね 自己の本質へ向かう

          住まいづくりは 生き方を見ることで変わる

          「住まいづくりと生き方を交差させる新しい視点」 現代の住まいづくりにおいて、私たちは単に物理的な住居を構築するだけではなく、生き方そのものを反映させることが求められています。心地よい空間を求めるだけでなく、その空間がどのように人生に影響を与えるのかを考えることが重要です。この視点の交差こそが、より豊かで持続可能な住まいづくりの方向性を導く鍵だと私は考えます。 住まいづくりは人生を映し出すプロジェクト 多くの人にとって、家を建てることは人生の中でも大きなプロジェクトの一つ

          住まいづくりは 生き方を見ることで変わる

          結論ではない人間が持つ クリエイションの価値

          本質を見極める力と独自のビジョンがAI時代におけるクリエイションの鍵 現代社会では、情報が瞬時に拡散され、SNSを通じて物事の結論や要点だけが強調される時代になりました。この便利さの裏には、深く考えることを省略しがちな現代のリスクが潜んでいます。結論を急ぐあまり、深い思考を欠いたまま表面的な情報に満足し、結果として自分のビジョンや想いを見失ってしまう危険性があるのです。アルゴリズムによってカスタマイズされた世界観の中で、私たちは知らぬ間にそのシステムに踊らされているかもしれ

          結論ではない人間が持つ クリエイションの価値

          やりたいこと 自分の幸福に向かう表現

          自分の幸福度を高めるためのやりたいことの見つけ方 -イントロダクション- 「やりたいことが分からない」「自分が本当にやりたいことは何だろう」と悩むことは、多くの人が経験する悩みです。このコラムでは、やりたいことを見つけるために、自分の幸福度と個性を理解する方法について探求します。やりたいことは、単なる職業や趣味の選択に留まらず、自分自身の個性を反映するものであるべきです。つまり、他人から勧められた趣味や既存の選択肢に縛られず、自分の心がどこに向かっているのかを見極めること

          やりたいこと 自分の幸福に向かう表現

          小さな瞬間の積み重ねが 人生を形成する

          最期のビジョンと今を生きるということ 人間は、誰しも自分の人生の最期に向かい、何を成し遂げたいのかを一度は考えるものだ。終焉の瞬間に何を感じ、どんな風景を目の当たりにしたいか。そのビジョンが明確になると、おのずと人生の方向性も定まってくる。しかし、その方向性が決まったからといって、それだけで満足してはいけない。次に重要なのは、そのビジョンに基づいて、今この瞬間をどう豊かに生きるかということだ。そこでカギとなるのが、マインドフルネスの思考だ。 マインドフルネスとは、過去や未

          小さな瞬間の積み重ねが 人生を形成する

          無理をするなで足を止めるな 伸びる人間力のセルフコントロール

          「無理をするな」という言葉は、しばしば誤解されがちです。何もしなくてもいい、休んでいていい、という意味に取られがちですが、実際にはそれとは少し異なります。この言葉の真意は、「今、自分ができることに集中しよう」というものです。肩肘を張って、血眼になって、自分にとって無理があるかもしれないことに挑むことを無理に推奨しているわけではありませんが、同時に何もしないでいいということでもないのです。 人は時に、何かに追い詰められたり、強く焦ったりすることがあります。そんな時、自分にでき

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          迷宮入りや衝突 クリエイションの器を大きくするビジョンの断定

          **ビジョンが導くクリエイションの真髄** 私たちが何かを創り出すとき、クリエイションの場に立つすべての者が一つのビジョンを見据えて進むことが重要です。特に、複数のステークホルダーが関与するプロジェクトでは、このビジョンの共有がクリエイションの質を左右します。単なる発想やアイデアの集合体ではなく、そこには明確な目的地が存在し、すべての思考や行動がその方向に向かっていなければなりません。 **ディスカッションの迷宮** クリエイションのプロセスでは、ディスカッションが欠か

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          発展の陰で失ったこと 自然の影響を受け入れる選択 

          私たちの暮らしは、ますます高度に発展しています。技術の進歩により、生活の便利さは飛躍的に向上し、私たちは多くの面で自然から遠ざかっています。自動化されたシステム、新素材で作られた住まい、人工的に整備された都市環境—これらすべてが、現代の私たちの生活を支えています。しかし、この発展の陰で、私たちは一つの重要な事実を見失っているのかもしれません。 「自然環境を圧倒的な変数とした時に、それを受け入れる関数となることが生き物の使命。」 この一文には、私たちが再び立ち戻るべき核心が

          発展の陰で失ったこと 自然の影響を受け入れる選択