新たな歴史の研究成果を、喜びと共に迎える苦しみ
俵屋宗達に関する新しい研究の資料を読み込んでいる。お陰でエキサイティングな日々を送ることが出来ている。しかし、同時にこれまでの定説とは違った説が紹介されており、どのように小説の中に取り込もうか、苦慮している。自分で思い描いていたストーリーと違うため、前後の脈略の修正が必要となっている。新しい研究成果は嬉しいのだが、これまでの定説とは違って来る分、築き上げてきたモチベーションに水を指すことになる。お陰で、もう一度気持ちを立て直す必要に迫られる。
例えば俵屋宗達の店が当時、京