見出し画像

麻雀を例とするけど、麻雀だけに限らず、棲み分けが進んだ世界がいいなと思う話

はじめに

妻との雑談を踏まえて、タイトルに関する価値観が色々と言語化されたついでに note に残しておきたいなと思ったので、記事にします。

この記事を読んで「こいつら…!!」と思う方は、
お互いのより良い日常のために距離を取れたら嬉しいです。

自己紹介

私たちは、 X(旧:Twitter)にて、
麻雀用アカウントを夫婦でそれぞれ運用しています。
よかったらフォローお願いします。


炎上を目にした時の感情

唐突に話題は移るが、
麻雀プロや麻雀好きやMリーグ好きをフォローしているXにおいて、毎月1〜2回、炎上系の話題がTLを埋める。

その都度
「なんでこういうことが起きているんだろう?」と思う。

その話題に対して、
「そんなこと言わなくてもいいのに」とか、
「そんな振る舞いしなくてもいいのに」なんて、
個人として思うことばかりだ。

しかし、
私にも正とする価値観があるように、
当事者にも正とする価値観がある。

詰まるところ、
その「正の価値観」が合わないから、「炎上」するのだろう。

これは、当たり前の事。
麻雀だけでなく、別の趣味アカウントでも定期的に起こるから、麻雀という競技の問題ではなく、人が共通して持っている特性みたいなものなんだろう。

それは過去人間が繰り返してきたもので。
SNSを通じて気軽に意見交換ができるような便利な世の中になったことで、露呈した、露呈しやすい人のコアな部分なんだろう。

改めて
「人というのは、全員と分かり合えるわけではない」
という所を再認識させられる。

仮に、その現実から目を背けたいなら、
「あえてSNSをしない方がゼロリスクになるのではないか。」
と思い立ち、「めんどくせえ!」と投げ出して、
SNSをやめてしまう人が数多くいるのも自然だと思う。

それでもSNSをやめない理由

ではなぜリスクを冒してまでSNSをやるのか?というと、
マイナスな部分よりも、プラスな部分が多いからだと思う。

まず、
なんらかの共通項があるからFF(フォロー/フォロワー)の関係になれる。
同じ共通項で繋がれるというのが、かなりの幸運なのだ。

がしかし、
自分と価値観が近い人と繋がれる 反面、自分と価値観が遠い人とも繋がれたり、目についてしまう。
繋がりやすさとの表裏一体だなと思う。
幸と不幸の裏表。

当たり前のことだが、
メリットだけを享受できる都合の良いツールはこの世に存在しない。

例えば、移動が便利な自動車に乗っているメリットの裏に、自動車事故の加害者/被害者になるデメリットもあるように、常に隣り合わせ。

だからこそ、そのマイナスをいかに減少させるのかが、健全な思考・賢い選択かなと考えている。
私は、麻雀業界に限らず、万物におけるマイナスを減らすための策として、棲み分けを提唱したい。

多様性の捉え方について

合う合わないだけに限らず、いろんな価値観の人がいる。

昨今、ダイバーシティが謳われて、
「多様性」がフィーチャーされることが多い。

私は多様性を
「なんでも受容できるようにする!受容できるようになれ!」の方向ではなく、「ゾーニングを正しくすること」と理解している。

ゾーニングをした上で、
「越境したところで何も生まない層同士 の交流」
を減らしていく事こそが、私は真の多様性かなと思う。

中立の価値観を持つことは視座を高める上で必要とは思う。

ただ、特定の趣味領域(本記事でいうと麻雀)においては、言ってしまえば「たかが趣味」なのだ。
そして、その競技の熱の多様性の中で
「されど趣味」になったが故、
衝突が起こり、悲哀の感情が生まれる。

悲哀の感情を抱く原因が
「たかが趣味」と捉えると、色々と勿体無い。

麻雀プロや打牌を巡る話題について

色々と勿体無いと思うところとして、麻雀プロや打牌選択を巡る話題の意見交換がある。仮の前提として以下のような状態があったとする。

Aさんにとっては「好きなプロ・応援しているプロ」
Bさんにとっては「興味がないプロ」
Cさんにとっては「好きではないプロ」
のように、プロ一人だけを切り出しても、多種多様である。

まず、
AさんとCさんが交流する意義が、現世においてあるのか?というところが私は疑問だ。

どんなやり取りをするにおいても、
正解を持っているのは、出し手ではなく受け手 だ。

例えば、
「麻雀界のため!」と特定の麻雀プロが炎上を記事にしたり、漫画家さんが茶化すような漫画を描いたり。
それらの発信を、「麻雀界のため!」に実際なっているかどうかを判断できるのは、多種多様な受け手でしかなくて。
受け手の中には、麻雀界の中の人や麻雀ファンやその行為や人に対するアンチもいる。多種多様。

この記事も、書き手がいて、読み手がいて。
出し手の価値観と「合う」「合わない」を決められるのは「読み手」でしかない。

多種多様な受け手同士で折り合いをつけられないのであれば、その交流は不幸しか生まないので、断絶した方が互いのためになると思う。

それを出し手に対して「あなたのこれは違う!」と伝えるのが、炎上の火種になっていることが多い。
その意見は、「あえて」「あなたが」伝える必要はあるのか?

それを履き違えた途端、それは 不要な越境 なのである。

現代においては、関わらなければ平和なことは多い。
意見や価値観が異なると自覚しているのならば尚更だ。

その意見は何を生み出す意見なのか?
というところも発信者側が意識することが、
現代を幸福に生き抜くため、健全なコミュニティにするためにに問われると思う。

プラットフォームの在り方として

XやAbemaの麻雀チャンネルは、そういった価値観の違う人同士が同じものに対してコメントできるプラットフォームだ。

すると、何が起こるか?
歴史が証明している。
争いが絶えない。

そして、
プラットフォーム側がコメントの規制を強くしたり、
凍結されたり、不快だとSNSに投稿したり、プロが問題視したり。

全て不毛だ。

歴史から学んで、繰り返すことが許容できないのであれば、
言論を縛るのではなく、棲み分ければいい。

特定個人のモラルがどうかとかは、他人がとやかく言えることではないし、矯正(強制)できることでもないのだ。

一方の価値観では正しいことでも、
一方の価値観では別の正しさがある事ばかりだから、
業界全体として、特定の意見や個人をマイノリティにして縛り上げるのも健全ではない。ふれあわなければいいのだ。

対策として、
Abemaにおいては、ふれあわないように、コメントをレベルや属性ごとにコメントチャンネルを別に設けたら平和になるのではないか?
「通報まではいかないけど、NotForMeである」みたいな評価を受け手ができる仕組みを構築しても良いのではないか?

将来的にはAIを駆使して、似たようなコメントをしている人のみを表示するなど、プラットフォーム側がルールではなく仕組みで改善してほしいなと思う。

最後に

「良いコミュニティにしていきたい!」
「熱狂を広げていきたい!」というのであれば、
プラットフォーム側がコメントの出し手の質に応じて、
棲み分けることが熱狂を拡げることに繋がるのではないだろうか。

私はSNSにおいて、
「この人の言葉選び、どうなんだろう」と思う人は積極的にブロックしている。
例えば、特定のMリーグチームを「ボーナスステージ!」とか「雑魚」とか言ったり、品のない言葉選びをする人たちだ。
抱く感情は近いところがあったとしても、それを発信するかしないか、どのような語彙で表すのかは人間性が出る。

そう言った方々のSNSには多くの場合、特定の2文字が並ぶ。
面白いほどにその傾向が強い。
だから、そのコミュニティは私とは相容れないのだろうなと思う。

しかし、SNSをやっていなければ、「合わない」ということすら分からなかったから、やっていてよかった。
と、ポジティブに転換している。

「SNS疲れ」する人も多いが、SNSにおいては、自身のゾーニングを持って、うまく棲み分けしてほしい。
身の丈にあった交友関係を構築し、身近な人と楽しい空間や時間を構築することに一生懸命になる。
さすれば、それぞれのゾーンでより良い未来が待っているのではないだろうか。

「嫌いや気に食わない」よりも「好きや気に入った」を発信したい

あなたは私とは違う!ではなく、あなたは私とここが同じ!
を発信するようにしたい。できれば、してほしい。
そしたら平和だから。

例えば「あなたの好きは、私の嫌い!」などを相手に伝えずに、
この記事のように独り言として消化していけば、
類は友を呼び、身の回りにも同類が集まって、より良い未来につながると思う。

一つの具体例として、
雀荘で初心者歓迎のところに対して、アンチが根強く意見することをよく目にする。
それは雀荘にとっても、アンチにとっても、雀荘のユーザーにとっても、誰に対しても何も生まない。
雀荘の店員がアンチとバトルしているのすら、ポジティブ要素が無い。

誰かにとって好ましくないその雀荘も、誰かにとってはかけがえのない居場所なのだ。あえて絡まなくても良いだろう。

詰まるところ

※原作にこのシーンはありません

という事だし、バトルするくらいなら、すぐブロックが健全だと思う。その一瞬は「むっ!」とした感情になるかも分からないが、長い目で見ると、その人と交流することで得ることは何もない。
なぜならば、

から。

p.s.

仕事の昼休み中に書いた殴り書きなので、
何が言いたいかグチャグチャだったり
話題が適切にまとまっていなかったりすると思います。
その辺は後から編集しようと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?