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東京名無和歌集

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口の端から溢れた三十一文字
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2021年9月の記事一覧

花の泣き顔

ひとりなら 誰も知らない いつまでも 泣いていられる 胸で泣きたい

蓮
2年前
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花の逃避

したくても 簡単でない 花だから それをわかって 花を逃がせし

蓮
2年前

花の本性

ふりしてる 美しいのも 本当は かわいい顔は ひとりにだけに

蓮
2年前

花は唇をかみしめて

堪えてる 泣かないように 泣いていい 抱きしめられて 泣きじゃくるまで

蓮
2年前
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花の顔は上を向いて前を向く

上を向くのは 涙が溢れないように 月を見るため 星を見るため お日様の光を浴びるため 前…

蓮
2年前

花と弦月

今宵は上弦の月。 弓張月。 弦月。 半月。 夜空には雲が浮かび、お月様は見え隠れ。 花を…

蓮
2年前