【カゲマス】装備集めをGoogleスプレッドシートで管理する
装備状況を一覧するのは難しい
カゲマスのアプリで、所有しているキャラ全体の装備の状況を一覧するのはかなり難しく、なるべく無駄を出さず、効率的に装備を集めるのはけっこう難しい作業です
装備を確認する手順はけっこう面倒
あるキャラの装備を確認するのはけっこう面倒な作業です。以下、そのプロセスをみてみます
1クリック目: キャラを選ぶ
キャラクター一覧からキャラを1人選んでクリック
2クリック目:装備タブを選ぶ
レベル、装備、レアリティーの3つのタブから、装備タブをクリック
3クリック目:装備をひとつ選ぶ
2段に並んだ6つの装備から、確認したいものをひとつ選んでクリック
ここでは未装備のものから「入手可能」なものを選んで、カケラの集まり具合を確認しにいく
4クリック目:入手方法をクリック
装備の性能が表示されるので、入手方法をクリック
やっとこさ、装備のカケラの集まり具合を確認できます
こうして4クリック(または4タップ)すると、ようやく、1つの装備のカケラの集まり具合を確認できます
UI的には、未装備の装備に関しては、4クリック目を省略して、3クリックで下図のウィンドウを開いてもいいのでは? って気がします
このウィンドウで、カケラの集まり具合がわかります
下の例では、ミスリルの剣を合成するのに、金の剣のカケラは足りていて、ミスリルの剣のカケラが17個不足しているのがわかります
カケラのアイコンをクリックすると、そのカケラを入手できるショップやクエストの一覧が表示されます。これはかなり便利で優れたUIだと思います
ひとりのキャラのひとつの装備の状況を確認するだけで4クリック、入手方法まで確認するなら5クリック必要です。これをさまざまなキャラのさまざまな装備について確認するのは、けっこう地獄です
筆者の記憶力では覚えておくこともできないので、メモでもとらないと大域的に俯瞰することはできません。メモを取ったところで、クエストをいくつかクリアするだけで状況は変わってしまうので労力に見合いません
装備の分配を計画するのが難しい
同じ装備を欲しがってるキャラを把握するのが簡単ではない
キャラ数が数十人になると、剣、靴、兜、腕輪、指輪などを中心に、ある装備を同時に複数のキャラが要求する状況が頻発します
キャラ画面でキャラをランク順に並べ、装備タブを表示した状態で[<][>]をクリックすることで、パラパラと必要な装備の被りを確認することができます
特に、装備可能になるとアイコンに[+]がつくので、視認性はさほどわるくありません。でもまあ、見落としはでますし、いちいちパラパラやるのも面倒です
筆者はうっかり者なので、カケラを集めて合成した装備をあるキャラに装備したあとで、もっと優先度の高いキャラが同じ装備を要求していたことに気づき「ああ、こっちに装備しておくんだった」とガッカリすることも、まあまあ起こっていました
どんな装備のカケラが集まりつつあるのかがわかりにくい
ある装備を合成しようと、カケラをドロップするクエストを選んでクリアしていくと、狙ったカケラ以外もドロップされて、貯まっていきます。こうした「副産物」で、狙っていたのとは別の装備がいつのまにか合成可能になっていたり、あと少しで合成可能になっていたりすることが、時々起こります
こうした状況を一覧することはできないので、上記のようにキャラの装備状況をパラパラとブラウズしていて気づくことになります。ただし、キャラ画面で気づくことができるのは、合成可能になって[+]が付いたものだけで「あと少し」のものがどれであるかを一覧することはできません
カゲマスは、エースクラスの少数のキャラだけを育成すればいいゲームではありません
キャラの組み合わせでバトルの結果が大きく変わるため、キャラの特性を見極めて、複数のキャラを同時に育てていくところに最大の楽しみがあると筆者は感じています
——にしては、装備のランクアップに関しては一覧性がなさすぎて、数十人のキャラをバランスよく育成するのが難しいし、ドロップ2倍キャンペーン期間などに、どの装備を集めにいくかを合理的に計画するのも困難です
なので、自分でまとめることにしました
筆者は課金はしますが、早く成長して強くなることを最優先にしているわけではなく、課金した分、いろいろ考えて、長く深くゲームを楽しみたいと考えているクチです
カゲマスは、そもそも原作やアニメが気に入っているのが最大のやっている理由ですが、バトルにおけるキャラ間の複雑な噛み合わせにおもしろさを感じています
というわけなので、こうした面倒ごとに少々の時間を割くのもゲームの楽しみのひとつと考えています
Googleスプレッドシートでキャラの装備状況を一覧できるようにした
で、なにをつくったかというと、所有する全キャラの装備状況を一覧できるGoogleスプレッドシートをつくりました(図7)
下の図8はキャラ1人分の表示内容の例です
情報にキャラ名、アルテマのカゲマス後略wikiのキャラ評価の写しなどを書き込んであります(手入力)
キャラ名の着色は自動で、アルテマのキャラ評価を適当に点数化して(1行目に薄く出ている数字)着色しています。最強クラスのキャラは黄色で、そこからオレンジ〜赤〜緑〜青〜白みたいに色分けしています。点数の計算と着色は自動です
7, 8 行目は、いま集めている装備について不足しているカケラの下図です。3列2行の装備パネルに対応しています。もうじきカケラが集まりそうなものは緑系、たくさんカケラが要るものは赤系の色で着色されます。すでに装備済のものはグレーで塗りつぶし。ここは自動計算です
9 行目以下は、具体的な装備の内容と、装備済かどうかの状況。装備済のものは装備の種類名の末尾に✓が入り、グレーに塗りつぶされます(塗りつぶしは自動)。下図の例だと、現在 Rank 7 で、ミスリルの剣と金の兜が未装備で、7, 8 行目とあわせて見ると、それぞれカケラが 17, 5 個足りないとわかります
所有する全キャラを、アプリのランク順表示と同じ順序で並べてあります。手作業で、キャラがランクアップするとグリグリっと左にドラッグして「やったね」と楽しんでいます
アプリからデータを抜き出すことはできない(できるのかもしれないが、そんなテクニックは持ちあわせていない)ので、キャラ名や装備状況の進み方はすべて手入力です
装備は下図9のようにプルダウンで入力できるようにしてあり、ランクアップしたら必要な装備をチマチマと打ち込み、装備したら✓つきのものに選びなおします。手作業です(笑)
このスプレッドシートつくったのはカゲマスを始めて2ヶ月以上たってからだったので、すでにランクアップしているキャラの過去のランクでの必要装備はもはやわかりません。そういうところは単なる ✓ で埋めています(図7)
集めた装備の数も(当然)手入力
不足するカケラの数を自動計算できるってことは、集まってるカケラの数が入力されているってことですが、こちらももちろん手入力です(笑)
同じスプレッドシートの別のシートに下の表1を用意してあるので、ここに、いま所有している装備のカケラの数を手入力でチマチマ打ち込みます
アプリの メニュー > アイテム一覧 > 装備 を開いて、その数字を書き写していく感じです
リアルタイムに書きかえていく必要はまったくなく、装備の状況を確認したいな、と思ったときに更新する感じ
この表を更新すると、上に書いたキャラごとの装備状況が最新の状況にアップデートされます
なお、これと同じような表で、『所有する装備(完成品)』が別にあり、こっちにも持っている数を書き込んでいます。石と木の装備はカケラはなく、完成品だけですし、イベントショップなどで装備パックを買うと、その中身は完成品です。そちらの数は別の表に書き込みます
アプリのUIについてちょいちょい注文つけておいて、こっちの使い勝手もたいがいな代物ですが、まあ、Googleスプレッドシートでササッとできる範囲で、特別なことはしないって範囲だと、このくらいが良いところかと
このスプレッドシートをつくったおかげで、装備のカケラ集めが、めっちゃ効率的に進むようになりました
筆者は、スプレッドシートにチマチマ数字を打ち込む作業はさほど苦にならない質なので、個人的には費用対効果バツグンです
アプリだと現在のランクの装備しかわかりませんが、このスプレッドシートではだんだん装備が積み重なっていくので、視覚的に成長が実感できるのも楽しいです
装備を集計することで、他にもわかることが
スプレッドシートで装備の集まり具合を集計することで、他にもわかってくることがあります
例えば下表2は装備ごとのカケラの過不足の状況です
上に書いた所有するカケラ数さえ手入力しておけば、自動的に計算されます
赤が不足を、緑のカッコ付きは余っているのを示します。不足や余りが大きいほど色が濃くなってます
筆者の場合、拳、杖、イヤリングがめっちゃ余ってるのがわかります
あと、秘密基地で拾ってくる木の剣がひたすら貯まってるのがわかります。木でもいいから、せめて他の種類も拾ってきてくれ。アホすぎる
まとめ
スプレッドシートに手入力する内容
キャラの情報(名前、評価など)
キャラが必要とする装備と、それらの装備状況(装備済かどうか)
現時点で所有している装備(のカケラ)の数
自動計算される情報
各キャラが必要とする各装備について、集めなければならないカケラの数(1枚のシートで一覧できる)
各種類、各材質の装備のカケラについて、現時点でそれぞれいくつの過不足があるのかをまとめた表
効率的に強くなりたい、とか、無課金の暇つぶしになればオケ、という方々には無駄な労力のカタマリみたいな記事だったと思いますが、こんな楽しみ方をしている奇特な人間もいる、という一例として紹介してみました
なお、ここで紹介した集計ファイルは、何の変哲もないただのGoogleスプレッドシートで、ひとつのファイルにまとまっています。今のところ GAS(Google Apps Script, 簡単なプログラムでスプレッドシートを便利に自動化できます)は使用していませんが、今後、つけたい機能がでてきたときには GAS で何かやるかもしれません。
リンク
著者のScrapbook:カゲマスに関する試行錯誤のメモ置場
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