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クロスシミュレーションでドレスを作る

過去記事にてクロスシミュレーションを使ってスカートとシャツを作った。
はパラメータの設定等もしておらず、ほぼデフォルト設定で行っていたため、今回はパラメータ調整も行いドレスを作ってみようと思う。

と言いたかったのだが、ほとんどモデリングで済ましてしまい、
クロスシミュレーションは仕上げ程度となってしまったので
作っていて気付いたこととかをまとめる。

過去記事
クロスシミュレーションでのモデリング1
クロスシミュレーションでのモデリング2

準備

素体

前回同様同じ素体をつかう。
この時の設定だが、「ソフトボディとクロス」の「外側の厚さ」、「内側」の値を「0.001」にする。
素体のスケールにもよるが、初期値だと服と体が離れすぎて隙間が見えてしまう。

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ドレス上側

ドレスの元となるモデルはそれなりに形状を作っておく。
というかほぼ完成してた。
今回は縫合は使わない。

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いつものように動かしたくない箇所にウエイトを設定する。
今回は腰回りと首元を固定した。

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・「シェイプ」→「固定グループ」にウエイトを塗った頂点グループを設定
・「フィールドの重み」→「重力」を0にする

次は前回と異なるとこだが、「オブジェクトのコリジョン」にチェックを入れ、「距離」を「0.001」にする。
「コレクションの衝突設定」に素体(body)を設定する。
これを設定しないと先ほど設定した素体のコリジョンの意味がなくなってしまう。

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ドレス下側

同様に動かしたくない箇所にウエイトを設定する。

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・「シェイプ」→「固定グループ」にウエイトを塗った頂点グループを設定
・こっちの「フィールドの重み」の「重力」は「1」のまま
「オブジェクトのコリジョン」にチェックを入れ、「距離」を「0.001」にする

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設定ができたら再生をする。

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気に入った箇所で停止させモディファイアを適用させる。

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これにてモデルの作成は完了。
後はウエイトTips2のように素体からウエイトを転送しアニメーションを設定できるようにする。

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