2日目:占星術をどこで学んだか
占い師としてのなりたち、みたいなところです。
一般に占い師さんがどのように占いを学び、実践してきたかはプロフィールの中でもぼかされがちな部分なので(幼少時より神秘的なものにあこがれがあり……とか、ある日天からの啓示を受け……とか)、具体的な来歴を綴っておくのはひとつの記録例としてもアリかな、と。
まあ幼少時に神秘的なものに興味をもたない女児ってあんまりいないんじゃないでしょうか。男児はどうかわかりませんが、まわりの女児はなにかしらオカルトとか占いとか好きな子が多かったです。
わたしもそうだったのですが、幼少のくせに「うらない・おまじないブック🌟」みたいなやつをバカにしている嫌な子供だったので、ガチの占星術の専門書を買い、ホロスコープを手計算で出すところで挫折したことがあります(当時は占星術ソフトもコンピュータも一般的ではなかった)。
それから大人になるまで「自分でホロスコープを読む」ことに興味はもちつつ、一般的な占い書籍や雑誌以上の情報には触れなかったのですが、2021年に入門書を読んでみたところ、思った以上に「読める」ことに気づき、面白くなってのめり込んでいきます。
そのとき読んだ入門書は、書店ですぐ手に取れたこちら。
いまは第二版ですが、手元にあるのは初版です。
とっかかりはこんなもんでいいんだよな、と思います。
いま読むと表現が迂遠だなというか、「現代っぽすぎる」感じはしますが、さすがに現代に占いを一般に根付かせた方ですし、情報は確かです。
占いは最初に手に取るものを間違えると正しい学びを得られない危険があります。書店に並ぶ本にもその危険はありますが、インターネットの文字や動画の情報となればなおさら玉石混交です。
どんな情報を得るときにもいえることですが、発信者が信頼できそうな人であるかは気にとめたほうがいいでしょう。
2021年を通していろいろな方の出生図を読ませてもらい、もっとちゃんと学びたいな、と思ったので、たまたまずっと受信していたメルマガのオンライン占星術講座に申し込んだのが2022年春です。
こちらのオンライン占星術講座は「実占に使うための知識をギュッと凝縮して簡潔に教える」ことに優れているなと感じました(他の講座との比較はまだできないのですが)。
推奨テキストとして石川源晃先生の「占星学入門」シリーズを提示されたのですが、一冊目の「実習・占星学入門」を一読して、いままでとっちらかっていた知識が整理され、ホロスコープの見通しが良くなったと感じます。
ちなみに石川源晃先生の書籍は入手困難なので、復刊リクエストにご協力お願いします。名著です。
占いを学ぶ、ということは永遠に終わりのない研究です。
(どんな研究にも終わりはありませんが)
「ひととおり占えるようになる」のは決して難しいことではありません。
半年でも本を読めば、わたしくらいは占えるようになると思います。
しかし、ことに最近ほかの占い師さんとTwitterで交流をするようになって思いますが、「わたしの知らない用語や概念があたりまえに通用している」世界があります。
知らなくても占えちゃうのです。そして、知った上で占いには使わない占い師さんもいると思いますし、何をどこまで学ぶかも、学んだ知識のうちどれを使うかも、人それぞれです。
まあわたしは勉強不足すぎるので、もうちょっといろんな講座受けたり本読みます!!!
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