見出し画像

相談箱より:自分が何のために生まれて、何のために生きているのか

占星術相談箱からのおたよりです。

私は双極性障害という病気を持っています。とても苦しい日々が続いていて、こんなつらい思いをするなら死んだほうがましだと感じるときもあります。そこで、自分が何のために生まれて、何のために生きているのか聞いてみたいです。

察するに、いま、かなりつらい状況なのではないでしょうか。

まずはなにも考えずに休むことを優先してほしいですが、言われただけで「そっかあ〜」って休めるならこんなところに来ないんですよね。

つらい気持ちの方に厳しい言い方かもしれません。
ただ、生きる理由があって生きている人は、そんなにいません。

死ぬコストを払えないからしかたなく生きているだけです。
わたしがそうです。

ただ、コストが払えれば死んでもいいかというと、そうでもないです。

「何のために生きるのか」と考えたとき、何か壮大な、手の届かないものをイメージしていませんか?

実は、もっと身近なところに答えがあります。

たとえば、わたしは相談箱におたよりをいただけて、とても嬉しい。
最近閑古鳥が鳴いていたので本当にありがたいんです。

こうしてしょんぼり占い師に相談にお答えする役をつとめさせてくれる、そんな「生きる理由」もあります。

これが本題でもいいのですが、一応占い師として出生図もみていきましょう。

とても地属性のかたですね。

風と水がそれぞれ1星ずつなので、他者とのコミュニケーションや共感に難しさを感じることがあるかもしれません。

太陽とドラゴンテイルがぴったり重なっているので、もしかしたらご家族や、ごく身近な人とあまりうまくいっていない可能性もあります。

もし、身近に自分を害する人がいるなら、まず逃げましょう。
明確に犯罪やハラスメントでなくても、自分が嫌だと思ったら距離を置いていいのです。
距離を置くことは誰にでも与えられた自然な選択肢です。

月・金星・水星が乙女座5度あたりにギュッと集まっているので、本来は知的で有能な方だと思われます。
てきぱきよく働き、ものごとを手入れし整えることが得意なはずです。

だからこそ、双極性の鬱状態のときに「あれもこれもできていない」と沈んでしまうこともあるかもしれません。
躁状態のときは、働きすぎてしまう可能性もあります。

空想やぼんやりした考え事がいつも活発で、極端なことや悪い方に考えてしまうことも多いと思います。
意識して頭を休める、なにも考えない時間をつくってみるといいかもしれません。

瞑想用のアプリや動画を活用して、外部からの音に集中するとか。
もしくは、目の前のものを触ってみて、その感触に集中する、というマインドフルネスもあります。

体調や行動を記録しておくのは、回復の実感にもつながるのでオススメです。
できない日があってもかまわないので、日記をつけてみましょう。

回復への道のりは険しくつらいこともあると思います。
そういうとき「今よりつらかったときのこと」を読み返すと、ちゃんと回復してるんだ、と安心できます。

おそらく、このご病気から回復し、その道のりをしっかりと確かめることが、生きる意味そのものです。

何かをなそうとする必要はありません。
重い病気から回復する、というのは、すばらしい成果です。
誰にでもできることではありません。

精神病は、症状も回復経過もほんとうに人それぞれです。
あなたの回復経過は、必ずあとの人を勇気づけます。


これまでのご相談はマガジン「占星術相談箱」にまとめています。
創作関係のお悩み・病気のお悩みが多め。

ご相談はWebサイト「星かがみ」のフォームからどうぞ。
出生日時を教えたくない場合、タロットで占いますので「はとさん通信」に送ってください。

参考になりましたらスキをぽちっと!
サポートなどもたいへん嬉しいです。

サポートしていただけるとシンプルに食費が増えます。