見出し画像

SNS雑談グループのひとつの理想と現実


プロローグ



※これは人間関係の問題やシステムへの不適合が原因で著しいショック・衝撃を受け、命と自分自身を守るために引きこもることになった。しかし、引きこもったことによって人や社会とのつながりを断絶し、そして数年にわたるの最低限の回復期間を経て、また再び人間とのつながりや接点を少しずつ模索する、ある1人の主人公の人生の一片である。



物理的な距離のない、SNSと言う海の中の小さなひとつのコミュニティー。
↪︎『"雑談グループ"』


そこに、再び人間との接点回復を期待し立ち向かう1人の姿があった。



…そう。kage21である。



(インタビュー)

かげ21
『いや、まぁ、もう…、人と物理的な距離があって、まぁ精神的にも。自分の中にトラウマじみたものがあって…今まで誰にも相談出来なかったんですよね。
ここまでのことは分かってもらえないだろうって。皆忙しそうだし…、。余裕ないし。、
忙しさの中に無理矢理押し込まれるっていうか…、結局まともに誰とも自分とも向き合えなかったんです。
自分の苦しみが晴れないまま悶々として日々を生きてましたね。
誰にも言えないまま…』

『まぁ、地獄でしたね。』

(中略)

『…そんなときに、まぁ、もう完全に壊れ切った後でしたけど、コロナで時間が出来て、政治を見るようになって…正直色々おかしいことだらけで気が狂いそうでしたね。(笑)てか、実際狂ってたときもありますからね⁉︎(笑)…あんときは周りに迷惑かけました。誰にも頼れなくて頭爆発しました。
本当におかしいことだらけで、…、そんときに社会に対しても疑問と、不信感と、絶望感を感じました。
あ、"泥舟だな。"と。
そんで余計人間が信じられなくなったりもして。社会も人間もどうなってんのかなって、。』


「ー.そんな中でも、kage21は希望を見つけられたと言う。ー.」

(小略)

『…正直人間も社会も信じられなかったんですけど、。(笑)こんなわかりきった地獄でね、、明るい未来なんてありゃしない。〜略〜
…それでも見つけたんですよ、。
こんな世の中でも"命や暮らしを大事にしよう!"って言ってる人が。必死になってね、誰かを助けようってしてる人がいることにね、。わたし気づいちゃったんです。』
『そういう人がね、、、フィクションじゃなくてほんとに存在しているんだって。』
『そこにわたしはまた希望を見出しちゃってるんですよね。(笑)
やっぱ人間捨てたもんじゃない!って言いたいじゃないですか、。(笑)
笑顔で。』


『今のわたしは正直人間も信じられないし社会も信じられないですよ、。
一度味わった大き過ぎる傷や不信感絶望感はそう簡単に拭えるものじゃないです。ぶっちゃけ拭おうとも思ってないです。
でもやっぱ信じたいんですよ、人間とか。愛とか。
かけがえのないものはあるんだって信じたい。』



(ー.kage21の傷はまだまだ深い。
それでも、今、何を思うのか。ー.)


『やっぱまだ傷は深いんです。深すぎるんですゥ!(笑)
…でも諦めたくなかったんですよね、。人間信じたかったんです。』
『トラウマがあって中々上手くはいきません。そもそも社会のシステムとウマが合わないってのはあると思います。
だからめちゃくちゃ生きづらいです!…でも諦めてません。
…だから歩み寄りもほんと、めちゃくちゃ!ゆっくりですね。』



(ー.色々考え、悩んだ末、kage21が辿り着いたひとつの答えがSNSの雑談グループだった。ー.)



『まあ物理的な距離はないですよね。ネット上だから。でも勇気はめちゃくちゃ要りましたよ‼︎(笑)
はじめてのことってなんでも最初勇気要ると思うんですけど、今のわたしの場合、"特に"ですね。』


「ー.入ってみて実際使ってみて感想は?ー.」


『…まぁ。(笑)理想は誰かと仲良くなって〜、とか、わきあいあい〜〜とか、楽しく雑談〜、談笑〜、会話のキャッチボール〜〜、とかですよね。(笑)
実際問題入ってみて、そう上手くはいきませんでした。ww(笑)うん。
わたしはボイスチャット(通話)はまだハードルが高いと思っているのでチャットオンリーの利用なんですけど、、、、まぁ〜チャットのみの雑談部屋が過疎ってる過疎ってるwww
つまり全然雑談が成立しないんですね。(笑)
最新過去ログが何時間前でしかも特に会話っぽい会話もなく、ただの独り言の類いや挨拶くらいしか見当たらないんです。(笑)
だからそれに触れて会話すること中々出来ないし、まず!チャットだと返信が全然返って来ない!(笑)
返事が大体1.2時間…悪けりゃ6時間とか間空いて1回のみ、…これって会話とか雑談って言うんですかねっていう。(笑)』
『例えば"雑談しませんか?"とわたしから切り出すときもあります。…すでにそれ2.3回ほど試しましたがみんなスルーです。(笑)タイミングが合いません。で、誰もチャットしなさ過ぎて、ほんとに100何人も居るはずなのに1人2人…せいぜい5人くらいしかアイコンが過去ログに残りません。(笑)私のアイコン、虚しく残りまくりです。期待値めっちゃ低いです。(笑)…100何人オンラインって、その表示でこの期待値って…w  表示する意味あります?笑 みたいなww』


(ー.…他に、感想は?ー.)


(中略)

『…そうですね。それと、それに耐えかねて、意を決してボイスチャット部屋(複数人で通話できる部屋)に入ったこともあります!!←スゴイ‼︎w👏
因みになぜ入ったかというと、耐えきれなかったという点とチャット自動音声読み上げ機能があったからです。
だから別に通話しなくてもチャットだけでも雑談出来ると考えました。
…結果と言うと、むしろそちらのほうが賑わっている、というか常駐しているかのように思えるくらい、常連の人とかも居るのですがこちらはこちらで違う問題が発生しました。(笑)
まず、チャット読み上げなのですが、間に合わないのです。(笑)そんで黙りますね。機会とタイミング失って。会話に全然入れません。(笑)
大体途中参加なんですが既になにやら話しているわけで、一応挨拶とかは軽くあるんです。
しかしその話している内容が分からない、もしくは内輪ネタの時点で話に入っていけません。
常駐している人やその他のほとんどの人がボイスチャットを利用して話しています。(つまり通話)
…これ、議事録のようなものをとったら分かると思いますが圧倒的に話しているのはボイスチャット使っている人です。(笑)チャットのみの人はほとんど会話に入れません。間を読む人なら余計に一言も喋れませんw(←わたし)
それもそのはず、タイピングなんかより直接話したほうが圧倒的に速いわけです。だから会話でも話している人の話が先行するのは当たり前。(チャットしている人に話題が振られた場合は別)
さっき言ったように分からないことや身内ネタにはそれを知らない人は入っていけません。相槌打ちたくてもいちいち音声読み上げで、"うん、うん"と話している最中に連発されたらどうでしょう?話しにくくないですか?これが2人だけならまだしも複数人ならきっと困りますw
そもそも自分が話している最中に誰かに話を割り込まれるのって嫌なはずです。会話を壊しかねません。
口で話している人とチャット音声読み上げには明らかにタイムラグがあり、チャット読み上げを利用して参加している側としては、いついかなるときも話しづらいのです、ww
話題をこちらに振られたときくらいにしか発言権はなく、それも一度きりみたいなものです。(笑)(20〜30分で)
…これを会話、雑談と捉えるかはあなた次第ですが、まあ無理でしょうね。(笑)
無理があると思います。』
『やっぱり複数人で会話をするのには、場の空気感のようなものが必要ですよね。"あ、あの人ずっと話してるor話してないなぁ" "あの人話したそうにしているな" こういうのを誰かが汲み取るから仲間はずれがないわけです。
それではじめて複数人の会話が成立します。
日本には独特の空気を読むって文化があるけれど、じゃあ海外じゃどうか。
…海外詳しくないんであまりわかりませんが、きっと陸続きの歴史から相手の意見をしっかり聞く、自分の意志を主張するって風習が根付いてると思うんですよね。
…それでも例外はあるでしょうけど、だから一方通行にはならないのでは?なんて思います。
日本なんてずっと喋ってなければ文字通り空気にさせられますからね。(笑)
居るんだか居ないんだかわからないっていうね。(笑)これでは複数人での雑談なんて無理でしょう。特に音声だけでは。
せめて互いの顔や喋りたがってるか、とか空気感が伝わるようにしないとだめですね。互いの存在感を意識出来る領域でないと、仲間はずれになっちゃいますね。』





エピローグ





kage21の挑戦は、続いていく…。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?