ラボ日記(令和5年11月8日)まちづくり分野の第3回目WGを実施しました。
令和5年11月8日(水)晴れ
参加者:かがわDX Lab会員及びLabフェロー 約30名(オンライン含む)
場 所:かがわDX Lab
本日は、かがわDX Labにおけるまちづくり分野の研究項目「DXによる中心市街地のプロムナード化WG」のタスクチーム別WGを開催しました。
本WGは、中心市街地を居心地が良く、歩きたくなる都市空間(プロムナード)へ転換し、持続可能な都市の発展を目指しています。本日は主に以下の議論を行いました。
《ウォーカブルタスクチーム》
歩くことへのインセンティブについて、ターゲットをお得感で動く人、興味のあることを大切にする人、すでに健康意識の高い人に分類し、どうすれば歩くことを誘導できるかについて議論を行いました。
参加メンバーからは、付与ポイントの最適化やロゲイニングなどのアイデアが示されました。また、行政が実施する上では、健康情報やマイナンバーカード連携、さらには、パーソナルデータを健康アプリだけで利用するのではなく、他の政策やサービスと連携させて一体的に利活用を検討していくことで、民間アプリと差別化を図る必要があるなどの意見がありました。
《エリアマネジメント》
サンポートエリアの公共空間利活用において、施設管理者ごとにバラバラな運用・管理で、利活用しづらい現状の課題感を整理しながら、弾力的な運用に向けた実証実験を進めているところであり、次回に向けては、高松市が取り組んできた取り組みの内容や現状の法的な整理の議論を行うこととしました。
《交通対策タスクチーム》
今後の方向性として、自動車による県立アリーナ来場の総量・通過交通を抑制すること、中心市街地周辺地域への駐車を誘導すること、中心市街地における駐車場探しなどのうろつき交通を排除することなどが示されました。
今後はこの方向性をもとに、企画乗車券の販売やパークアンドライドの利用促進、駐車場満空情報の提供などの施策検討を進めていくことで合意形成を図りました。
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今後は、各タスクチーム間で連携しながら検討を進めていくことになりました。
今後もかがわDX Labの活動は、noteで引き続き情報発信をしていきます。
【お知らせ】
かがわ・まちづくりシンポジウムの開催について
日時:令和5年11月23日(木曜日)13時30分~15時30分
場所:香川国際会議場(サンポート高松シンボルタワー6F)
基調講演:「なぜプロムナード化が都心活性化のために求められるのか?」
講師 藤井聡氏(京都大学大学院工学研究科教授)
※詳細は下記ホームページをご確認ください。
https://www.pref.kagawa.lg.jp/toshikei/toshikeikaku/r5symposium.html
※かがわDX Labの役割、施設の概要、施設利用料金などについては、かがわDX Labのホームページをご覧ください。
https://kagawadxlab.pref.kagawa.lg.jp/
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