2024ボカデュオ作品解説
3部作最終回の作品となります
本作品は
夕立
↓
課後ノ鳥
↓
放課ノ後 (2024ボカデュオ作品)
とご覧頂けると幸いです。
曲題 放課ノ後
登場人物
柊 香織 「課後ノ鳥 主人公」
橘 雫 「夕立 主人公」
本作品主人公
杠葉 憂
ゆずりはうい
性格は明るく、バドミントン部の部長
気配りが上手な反面、言葉表現が不器用な一面もある
クラス内では憂と仲良くしたいと思い生徒が寄ってくる
隣の席の勉強が得意な香織には勉強を教えてもらっている仲
雫との関係:香織と雫がよく一緒に居たため、
3人で図書室で勉強する事があり、
仲の良い2人と感じていた
設定
香織を助けに行くストーリー
・楽曲中の想定ストーリー
ある日、先生がHRで訃報を云う
「橘雫が亡くなりました」
訃報を受け「香織」の様子の異変に気付いた憂、
授業を、受ける気になれなかった憂は保健室で寝る事に、
しかし夢の中で香織が身投げをする正夢を見て、香織を救いに走る。
※は解説です
放課ノ後
机には香る花束と
君の憂いが花瓶で朽ちてた
大丈夫だよって言葉が私の
体内に沈殿してた。
※供えられた花を見て悲しむ香織だが
大丈夫、という
そんな香織を心配する憂
先生A
アレはダメで
コレはいいだとか
その前にもっと言う事があんだろ。
生徒B
ソレが嫌いで、
ドレが好きだとか
「あの子の笑顔」を奪っている
※周囲の戯言に憂が心の中で反発心を抱いている
今日はやけにチャイムが
五月蝿い気がしたんだ。
フラスコに溜まる感情が
溢れ出してー。
※チャイムは比喩で、周囲の戯言の事。
自分の感情が今にも溢れそうな情景
この手がまだ 届くなら。
時間を戻して
手を伸ばした先はきっと
掴めるさ、
夢の中で
離れ離れの
私たちを
繋いでいく
※此処ではまだ夢の中
香織が身投げしようとするところ。
全力で駆け抜けていった
放課ノ廊下は君の雫が
ばら撒かれ...
拾い集め...
※夢から覚めた憂は
香織が向かう屋上へ続く廊下の
後を追う
わかってるよ
涙の理由も、憂う気持ちも
わかってるよ
ぶっ壊してやりたい、
そんな気持ちも
だからこの手を
「掴んで」
※此処では屋上へ駆ける憂が、
香織に対して伝えたい気持ち
「あの日」はやけにチャイムが
五月蝿い気がしたんだ。
フラスコに溜まる感情が
溢れ出してー。
※「あの日」今度は過去形になる為
香織の身投げを止めた日
この手の温もりだけで
全て融解して
私たちこの先はきっと
掴めるさ、
※助けてられて安堵する香織
二人で寄り添っている様子
楽しかった
日々の欠片を
私たちで
繋いでいく
※雫の話をしながら、
「忘れない」と誓う二人
第三章の結末でした。
学校という枠の中で影と光を描いてきました
私にとってかなり分岐点となる作品等で
一章から二章の作品達と比べると、
表現したい想いが、一つに集約されてると思います。
作品の中の子達と一緒に育っていけると嬉しいですね♪
以下シリーズ作成しました。
よろしければお聴き頂けると幸いです
長々とありがとうございます🙏
一章 終末ノ世界
サブスク
二章 Lethe
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