メニューダウンが得意な美容師
メニューダウンとは本来予定していたメニューが少なくなること。具体例で言うとカットストレートパーマ、カラーとゆう3メニューで予約は取ってたけど、相談して例えばストレートパーマはかけなくていいかとなった場合、これはメニュダウンとなる。
逆に本来予定してなかったメニューを増やす場合はメニューアップとゆう。
僕はメニューダウンが得意だ。特に、ストレートパーマやトリートメントの。
今の時期は特にストレートパーマをしようか迷ってる人も増えてくる。湿気が多い季節でいつも以上に髪がうねるため。
しかしストレートパーマはデメリットも多い気がする。それは半永久的に髪に残るため3,4ヶ月くらいで根本の地毛のくせ毛の部分が新たに生え顕著になり、自然のクセと人工的な真っ直ぐさが共存した髪になる。それが非常に歪で滑稽だ。
なのでまた根本をストレートしなければいけないと考えるようになり、ループに入る。これはなかなか抜け出せない。
僕はあまりそれらはいいことだとは思わない。翻って自分のクセを受け入れ湿気の多い時期はそれを笑顔で楽しむ方が得策やと思う。。
なのでカットでクセを活かせるスタイルを提供できないか、もしくはストレートパーマをかけなくても扱いやすくならないかと常に考えてる。
そしてお客さんの了承が得れれば、メニューダウンする。ストレートパーマを施術から省く。
僕のお客さんの中には、以前はストレートパーマ信者だった方が、ストレートパーマを現在やめてる方が多くいる。自分を受け入れた結果クセとも向き合い、自分の髪の素敵さに気づいた。
本当に嬉しいしやりがいがあると毎回思う。これは、僕の武器やと思ってる。
だが、美容師として評価はされることはない。メニューダウンは売上が少なくなるとゆうことも忘れてはならない。
たいがいの美容師さんは、ストレートパーマをかけてカットをして髪型を収める。
僕はカットだけで表現する。どっちがいいかは置いといたとしても自分のやってることは希少価値が高いと思う。
しかし、売上が下がり評価されない。難解な問題やと常々思う。
結局は売上が全てなのか。僕はそうは思わないがこれが現実。
売上をあげるためなら、手段を選ばない美容師もいる。それらを見習わなくてならないのか。
見習う気はないがただただ現実が目の前に鎮座する。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?