『さよならの言い方なんて知らない。』8巻の感想

『さよならの言い方なんて知らない。』八巻を読んでみての感想を書きます。
未読の方、ネタバレを含みますので、ご注意ください。


では、感想スタート!

『さよならの言い方なんて知らない。』の七巻の特典で、八巻のプロローグが予め読むことができましたが、ほとんど同じでしたね。
階段島シリーズが6巻で完結されたことから推測されるように(?)、そろそろこの物語も終結に向かっているのが理解できました。
凡人である私は、香屋もトーマも目指す方向性は同じだったことに驚きでした。
さて、月生さんがとうとう……でしたね。圧倒的な勝者であった彼が、香屋というリーダーに出会い、最愛の女性と最期に話せたことは、彼にとって幸せだったんではないでしょうか。香屋はそんな結末を望んではいなかったみたいですが。

エピローグに登場する、「架見崎の新人」である少女も気になりますね。『ウォーター&ビスケットの冒険』を愛する16歳の(少々夢見がちな?)少女。これが、架見崎の運営、ひいてはカエルが提示するイレギュラーなんでしょうか。
この少女の存在が、ヘビにとって、トーマにとって、それから香屋にとって、どのような影響が出るのか。とても気になります。
ヘビと言えば、ニッケルがユーリィに殺されそうになっていますが、実際ユーリィはニッケルを殺したのでしょうか。ヘビの活動時間が残っている中で、ニッケルを殺してしまえば、ヘビの寄生対象はユーリィになってしまいますが……。

個人的には圧倒的に香屋派なので、香屋に勝っていただきたい。
結末は階段島みたいに、香屋が優勝して、架見崎の八月が滅び、架見崎の九月が始まるんじゃないかなぁ…、あっきーと香屋は残るんじゃないかなぁ(まぁそれ以外の選択肢はないんだろうけど、二人はAIだし)と考えているんですがどうでしょうかね。

考えたことをつらつらと書いたので、まとまってないです、申し訳ない。
加筆修正はするつもりです。
九巻、楽しみですね。気長に待ちたいと思います。
ではまた。

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