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IT土方のためのSESガイドブック

お世話になっております。
部下のかがみと申します。

本日は、IT土方によるIT土方のためのガイドnoteなるものをしたためてみようと思います。

はじまりから不穏な空気が流れておりますが、大丈夫です!!
これは生き延びるためのガイドです。炎上案件に巻き込まれた身として、危ない案件の予兆を紹介できればと思います。

さて、IT土方の皆さんは経験があると思いますが、炎上現場にうっかりブッ込まれることはありますよね!!!

今日はそれついてふれていこうと思います。

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SESは面談をして現場に入るという流れなっており、まずは求人がSES企業に送られます。
今回はSES企業向けの求人の中でも、燃えてそうなものについてお話しようと思います。

さて、現場に放り込まれる未経験のSESの経歴はフランス王朝の髪型ばりに盛られることがあります(私はポニーテールくらいです)。

盛り髪

が、

それは現場の求人も同じです。

求人情報とはすなわち、マッチングアプリの写真のように盛られているのです!!!
求人情報にかけられているフィルターを外して見るのです・・・ッ。
現実を見るのです・・・ッ!!

【求人情報】
すぐにでも働いてほしい→炎上
本人の勉強次第で〜できます→できない
◯月からリモート可能です→出社

【IT土方の経歴】
自社での開発です→けんしゅ・・・U
この言語でコード書いたことある→できます!!
経験年数3年です→3ヶ月です♡

と、挙げたのは極端な例ですが(※独断と偏見と小耳に挟んだようなふわっとした情報を載せていますおそらく多分)文福茶釜のごとく日夜化かし合いが行われているのです

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以上をふまえたところで、この化かし合いの世界を生きてくためには情報を過信しないということが大変大切です。

期待値の6、7割くらいが実際にできることだと思いましょう。
あと、忙しいから人を集めているということが大前提であるということを認識しましょう(定時何それ美味しいの?)。
拒否権があるかは分かりませんが、「すぐにでも現場に」、「納期が」と言うワードがちらついた場合は慎重になりましょう

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火がついたプロジェクトに巻き込まれると火だるまになる他ありません。
燃え尽きて白くなるのみです。

あと、情報の加工というものはどの段階でも起こり得ます
求人の流れとしては、

人手がほしい企業→SES営業→SES営業(自社)→IT土方
(企業→SES営業→SES営業→SES営業→SES営業・・・→SES営業(自社)→IT土方というようにSES営業が繰り返される節があります

このようになっています。

営業さんが「こんな感じっしょー☆」(悪意のない盛り)とか「よく分からないけどなんか開発もやるかも????って言ってたな???最早開発じゃね???」(悪意のない盛り)とか、お目々2倍どころかつけまつげ上下についてますけど、何なら加工でお化粧してますけど?くらいのこともあったりなかったりします。※あくまで個人的な感情を荒ぶらせた人間の感想です。

いいですか、現場とは過酷で厳しい環境なのです。
炎上案件に巻き込まれているときは、色んなものが見えなくなりがち(自我を失いがち)ですが、強く自分をもって生きてください
そして、もし拒否権があるのなら、炎上案件からは逃げてください。
あなたの直感は正しいのです。その案件は炎上しています。現実を直視しましょう。

結論:特に「すぐにでも現場入り」は炎上の目印。情報は鵜呑みにせず、炎上案件からは逃げましょう。

【本日の用語】
IT土方
エンジニアでもプログラマーでもない何か。
IT業界にうごめくサクラダファミリアを完成させるべく、日夜エクセルを操作する。
炎上案件が起こると人柱として投下され、一緒に燃やされるとか燃やされないとか。

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