モル計算のやり方⑥

個数(個)から物質量(mol)を経由して、体積(Ｌ)にかえる。

【問題】Ｈ２ 3.0×10の23乗(個) の体積(Ｌ)を求めよ。

【解答】3.0×10の23乗÷6.0×10の23乗＝0.50（mol） 0.50×22.4＝11.2（L）

【解説】標準状態で気体１molの体積は22.4Ｌです。個数(個)を6.0×10の23乗でわると物質量molがでます。物質量molに22.4をかけると、体積Ｌが求まります。

【問題】ＨＣｌ 4.5×10の23乗(個) の体積(Ｌ)を求めよ。

【解答】4.5×10の23乗÷6.0×10の23乗＝0.75（mol） 0.75×22.4＝16.8（L）

体積(Ｌ)から物質量(mol)を経由して、個数(個)にかえる。

【問題】Ｃｌ２  33.6Ｌの個数(個)を求めよ。

【解答】３３．６÷２２．４＝１．５０（mol） 1.50×6.0×10の23乗 ＝9.0×10の23乗（個）

【解説】体積Ｌを22.4でわると物質量molがでます。物質量molに6.0×10の23乗 をかけると、個数が求まります。

【問題】Ａr  16.8Ｌの個数(個)を求めよ。

【解答】１６．8÷２２．４＝０．７５（mol） 0.75×6.0×10の23乗 ＝4.5×10の23乗（個）

まとめ

・個数(個)から物質量(mol)を経由して、体積(Ｌ)にかえる。

・体積(Ｌ)から物質量(mol)を経由して、個数(個)にかえる。