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モル計算のやり方⑤

質量(g)から物質量(mol)を経由して、個数(個)にかえる。

【問題】CO2 4.4g の個数(個)を求めよ。

【解答】4.4÷44=0.10(mol) 0.10×6.0×10の23乗 =6.0×10の22乗(個)

【解説】44はCO2の分子量。原子量は、Cが12、Oが16です。足し算すると、12+16×2=44です。質量gを分子量でわると物質量molがでます。物質量molに6.0×10の23乗 をかけると、個数が求まります。


【問題】CH4 32g の個数(個)を求めよ。

【解答】32÷16=2.0(mol) 2.0×6.0×10の23乗=1.2×10の24乗(個)

【解説】16はCH4の分子量。原子量は、Cが12、Hが1.0です。足し算すると、12+1.0×4=16です。


個数(個)から物質量(mol)を経由して、質量(g)にかえる。

【問題】H2O  6.0×10の23乗(個) の質量(g)を求めよ。

【解答】6.0×10の23乗÷6.0×10の23乗=1.0(mol) 1.0×18=18(g)

【解説】18はH2Oの分子量。原子量はOが16、Hが1.0 です。足し算すると、16+1.0×2=18です。個数(個)を6.0×10の23乗でわると物質量molがでます。物質量molに分子量の16をかけると、質量gが求まります。


【問題】Al 1個 の質量(g)を求めよ。

【解答】1÷6.0×10の23乗=1/6.0×10の23乗(mol) 1/6.0×10の23乗×27=4.5×10のー23乗(g)

【解説】Alの原子量は27です。


まとめ

・質量(g)から物質量(mol)を経由して、個数(個)にかえる。

・個数(個)から物質量(mol)を経由して、質量(g)にかえる。



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